WEB担当者は、死ぬ気で2人は揃えよう。

WEBの仕事話

「WEB担当者が一人しかいない」、という会社は多い。本当に多い。

こんな本も出てるくらいだからね。面白かった。(小並感)

私は約14年間、ひとりだった。

正確には、一時、新人がひとり入ったが、数ヶ月で辞めた。

「最近の若いもんは」

「日本も終わりだ」

と、社内の評判は散々だったが、私は

「こいつよく分かっているわ」

と思っていた。言わないけど。

さて、世の経営者の方々は、いくつもの難問をどうするか、日々頭を悩ませていることだろう。

そんな方々に、偉そうにいうのは、大変憚られるのだが、ことWEB担については、一日の長があるので、一言いいたい。

「WEB担当は、必ず2人以上雇え。無理なら、社内から引っ張ってでも、2人体制にしろ」

これに尽きる。

というか、なぜ「一人の状態」をそのままにするのか、私には全く理解ができない。

他の仕事では、2人以上による、ダブルチェックを大事にしているではないか。

今や経営の根幹に関わる「WEB」について、それを一人に任し、枕を高くして眠れる神経が分からない。

多分だが、社内でWEBを任される人材というのは、経営者からの人望がそれなりに厚い、ということもあるのであろう。

だが、所詮、一人の人間であり、一人は弱い、という事を忘れないで欲しい。いつも一人で戦う経営者なら、その気持ちが分かる、と思うのだが。ついでにいえば、WEB担当は給料も別に高くない。そりゃ、会社に貢献し続けても、いつか心が折れるよ。

2人体制にしたら、性格の不一致で、問題が起きるかも、と思うかもしれないが、

「理解者」という存在はとてもありがたいもので、一緒にWEBの話が出来る、というだけでも、多少の合う、合わない、は乗り越えて、シナジーが生まれると思う。

むしろ性格が違う方が、良いのでは、と感じる。

さて、2人にした方が良い、という意見を出すと、おそらく大抵の経営者は、

・人材がいない

・人件費ガー

というのだろう。

残念ながら、大抵の場合、

人材がいないのではなく、本気で探してない、または、最初からあきらめている、と言わざるを得ない。

経営者がいう「人材がいない」は、大抵、自分のフィールドでしか探してない。

知り合いに声をかけたり、ハロワの募集を待ったりだ。そりゃいないよ。誰でも、そこまではやるんだから。

人と同じ発想ではダメ、と熱弁する経営者が、こと人探しについては、とたんに消極的なのが理解できなかったが、ようするに選択肢を知らないのである。

バッサリいえば、不勉強。

SNSでも探せば良い。また、工場からでも若い人間を引っ張ったらいい。

WEBという歴史が浅い分野については、とたんに才能が開花する人間もいる。

そもそも、自分が理解できてないのに、何故他人がダメだと分かるのか。理解しがたい。

人件費、というなら、WEB担当が機能していないことによる機会損失と比べてから言って欲しい。

社員を経費としか見てないから、そういう発言が出る。

自分の役員報酬を減らしたら、一人分くらい捻出できる経営者は少なくないはずだ。

改革したいなら痛みを伴え。ポーズだけとるな。社員が迷惑だ。

ふう。好き放題言って、すっきりした。

今日のブログは10分でいけた。

考えず、書きなぐるだけだと、筆が早い。

言いたいことも言えないこんな世の中なので、ストレス発散にブログは丁度いい。

今後も活用させてもらう。

では。