飲み会で政治の話をするほど、無駄でつまらないことはない。

人生観・仕事観

私は政治の話をするのが好きではない。

いくつか理由があるのだが、大抵の人がいいそうな

「どの政党を支持しているかアピールすると、もめるから」

というものではない。

私は現状は、自民党を支持してるし、聞かれればそう答える。

他人がどの政党を支持してるか、なんて、1ミリたりとも興味はない。好きにしたらいいと思う。

特に年配の人は、自民反対派が多いので、こういうと大抵、議論になるが、大体話が平行線で、不毛なので、好きではない。

そう、私が政治の話を好きではない理由は、それが無駄なことだからである。

自分にはどうにもならないことだからだ。

そんなことに自分の貴重な時間やリソースを割いても、仕方がない。

こういうとまた、「じゃあ選挙にいかないのか」と鬼の首をとったように、父は怒るのだが、

選挙は当然いく。投票もする。

自分が国民の一人として、選挙に参加するかとどうかと、

全く世間に影響を及ば差ない、飲み会で政治について議論するかどうか、話は全く別の議論なのだから、どうもその辺は理解しあえないらしい。

自分の力量、裁量範囲で出来ることに全力投球し、そうでないことにはリソースを割かない。という生き方は、中々上の世代に理解してもらうのは難しい。

そう、私がこんなしょうもない愚痴をたらたら書いてるのも、先日との父の飲みが原因である。

昔からその傾向はあったが、最近、飲むたびにすぐ政治の話ばかりするので、そのたびに辟易する。

言葉を選ばずいえば、70代以上の男性が政治の話ばかりするのは「暇だから」なのだろう。

実際、農業や個人で頑張ってる人の方が、程度の差はあれ、飲み会の席では、政治の話はすくない(気がしてる)

政治への文句、くらいしかやることがないので、余計その話ばかり増えるのである。

父くらいの年齢だと、権力に対抗することこそが正義、という価値観が根強いので、まぁ仕方がない。

が、本を読め、本を読め、と60~70代の人が書いた、戦争や人生観の本ばかり押し付けられても、こちらにはまるで響かない。

勿論、読まずに批判するのもあれなので、私も数冊は読んだし、別ジャンルであれば、人生経験豊かな人が書いた著書も、呼んでいる。有名どころでいえば、養老孟子とかの本もそうだ。

しかし、父は、20~30代が、今の時代に対してどう思ってるか、どのような人生を楽しもうと思ってるか、ということを記した本を、読んだことがあるか、と聞けば、

存在すら知らないし、勿論、読んだこともない。と答えるのだ。

これでは価値観の差など、埋まりようもない。

酒の席で政治の話を持ち出す人は、大体が、議論から解決策をもとめていない。

たんに、自分の正義に同調してくれるを探してるだけだ。

自分の価値基準で、「悪」と断じりたい存在にたいし、「そうだ、そうだ」と言ってもらいたいだけなのである。

だから、つまらないのだ。

と、なんとなく寝れず、こんな愚痴をブログに書き連ねている私も、父と変わらず、

「そうだ、そうだ」と言ってもらいたいのかもしれない。

まぁ、自分のブログなので、誰に迷惑をかけてるでもなし。

では。