一人暮らしで在宅ワークするなら、「便利じゃない場所」を選ぼう

会社やめてからの人生

ブラック企業で散々痛めつけられた生活から脱却し、フリーランスとして独立。今日から俺は自由だ!

さーて、どこに住もうかなー?

今は打ち合わせなんて、SlackやChatworkで事足りるし、自分の好きなとこがいいね!

となると・・・生活に「便利」なところだな!

スーパーが近くて、コンビニが近くて、駅が近くて、飲食店が近くて、飲み屋街が近くて、本屋も近いといいね!

ちょこっと家賃は高いけど、これから自由な生活を楽しむわけだし、ここはケチるとこじゃないよね!

なんて、考えている人はいないだろうか。過去の私である。

結論から言えば、私は、一人暮らしで在宅ワークをするなら、「便利な場所」を選ぶべきではないと、しばらく生活して思った。

もっとも、これは人によると思うので、田舎の地方都市に住む、40前後のおっさんフリーランサーの一意見として、参考にしてほしい。

なぜ、「便利な場所を選ぶべきでない」のか。

これは2つの理由がある

一つは、家賃が高いこと。月1万の差は、年間12万円の差になる。ちょっと消費税分、節約しようか、なんて差額はあっさり吹っ飛ぶ。

もっとも、これは100人中、100人が分かっていることだ。

私が痛感したのは、もう一つの理由。

それは、「ウォーキングによる無意味化」である。

仕事を辞め、在宅ワークが中心になると、当然だが、出歩かなくなる。となると、気になるのが、健康面だ。

誰もが、まるで催眠にでもかかったかのように、ウォーキングを始めるようになる。最近はドラクエウォークやポケモンGoといった、散歩をしつつ楽しむゲームも増えているので、始めるのにも、継続するにも、とてもハードルが低い。

私も40歳になるまで、一度もウォーキングを趣味にしたことなんてなかったが、退職してから今日まで、毎日、続けている。距離や時間は細かく決めてないが、大体、一日5kmくらいだろうか。

すると、どうなるか。

多少、スーパーやコンビニが遠くても、歩いて行くのを、全然、苦に思わなくなる。

むしろ、ついでにウォーキングできていい、とさえ思うようになった。

あれだけ近くがいい!と思って選んだ、近くのスーパー、駅、飲食店素通りして、遠くの公園まで歩き、また家まで戻る、ような毎日である。

車を使うのは、米や家具などの重いものを買う時くらいだ。これでは、なんのために、わざわざ家賃が高いところにしたのか分からない。

もっとも、これは私の住む、田舎の場合なので、都会はどうか知らない。

ただ、在宅ワーク中心になると、ウォーキングしたくなるので、あまり地理的条件にこだわらなくてもいいのでは、と思った次第である。

重ねていうなら、同じ家賃でも、場所の条件を下げて、その分、部屋をワンランク上にした方が、在宅ワークする上で、満足度が高いのでは、と思う。

これから部屋選びする人に、参考になれば幸いである。