40歳にて、投資を始めることにした。
これまで投資とは完全無縁の人生だったが、色々と再設計しようと思い、2週間ほど、勉強してみた。
んで、得た結論は次である。
- 活動資金(2年分くらい)を超える貯金があるなら、投資に回した方がいい。
- 勝つ投資ではなく、負けない投資がしたいなら、やるのは「インデックス投信」のみ。
- 世界経済の成長がこのまま推移すれば、長期運用で年率5%は期待できる。
さらに、私がどういう積み立て方を選んだかというと、
- 楽天証券で「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ―」1本のみ。
- NISA限度額120万に、毎年投資。(2023年まで)
- それとは別に、楽天証券の積み立て投信に毎月5万。(ポイント投信も設定)
- これ以上の投資は、今後の収入を見てから。
という方針にした。
おそらく「楽で」「安全な(リスクの低い)」「株式投信」という範囲では、かなり良いやり方ではないだろうか?(自画自賛)
なお、ここに至ったまでの経緯は、こんな感じ。
そもそものきっかけは、セミリタイアした人たちのブログを読んだことだ。
私は基本、仕事が好きなので、セミリタイアする気はないのだが、(そういう考えも一度は起きたが)
ある程度の貯金があったら、投資にまわした方がいいのかな?とは、何となしに感じていた。
成功しているビジネスマンの投資ブログなどを見て、その思いは強くなった。
しかし、「投資は怖いもの」というイメージしかもたない、典型的な田舎もんの私は、興味を持ちつつ、本気で調べることは先延ばしにし、やがて時間だけが過ぎていった。
契機となったのは、つい先日。いきつけの散髪屋での何気ない会話。
もう20年近くお世話になっている、ボロボロの理髪店。
もう60近い年齢にもかかわらず、ファンキーな容貌のマスターから、ヤンチャしていた頃の昔話を、若干引きながらも、相槌を打っていた時だ。
「さぼてんはよぉ。ピクテって知ってるか?」
「?なんですそれ」
「ようは投資なんだけどよ。いいぞー。300万くらい預けたら、毎月数万は小遣いが入ってくるんだ。」
「へえーすごいですねえ」
「今度、説明会があるから。良かったら来てみろよ」
「ありがとうございます^-^」
いい年して茶髪リーゼントの、このオヤジでも投信してるのか・・・(関係ない)
これは負けてらんないな。と、謎の対抗心を燃やし、さっぱりした後、おうちで検索。
ふむふむ。
ようするに、毎月分配金が出るわけか・・・。でも、そんなうまい話があるか?リスクは?
と思い、そこから、色々投資のことを勉強し始めた。
一通り、投資ブロガーの情報を読み漁り、投信の本も何冊か読んだ。
今流行りのyoutubeで投資講座も聞いてみた。
で、2週間ほど、勉強した結果、
なるほど、これは投資をしない手はない、という結論に至った。
しかし、投資する商品は、ファンキーおじさんの勧めてきたピクテではない。
インデックスファンド。それも、全世界株式一択だ。
これまで調べた中で、
先進国株式だけで良い
S&P500だけでいい
日本は低調だから、株式は除外したらいい
新興国は何だかんだで、リスキーだから、配分に入れない方がいい
様々な意見があった。どの言い分にも、理があった。
数日悩んだが、結局分かったのは、「未来は誰も分からない」ということ。
長期運用するなら、どこが伸びるかなんて、読むのは無理で、
大切なのは、リーマンショク級の大暴落がまた起きても、のんびりコーヒーを入れ直して、積立を続けるくらいの、「ブレない心」が大切だ、ということだ。
それなら、全てをカバーする全世界株式に突っ込んで、後は放置するのが一番いい。面倒なリバランスも必要ない。イチイチ、手を入れる作業があると、邪念が生まれる。
あとは、仮にそれを全て失ったとしても、生きていける金額までにする、ということ。
つまり、あくまで投信は「おまけ」なのだ。
無事、相場が伸び続け、2~3倍になったら儲けもの。あとは、のんびり隠居生活。
そうでなく、減ったり、元本そのまま程度になったら、それはそれでよし。あとは貯金で頑張ろう。足りない分はスキルで稼ごう。
こういう生き方が、一番ストレスレスで、私の望む人生だなぁと思った。
なお、楽天証券にした理由は、私が楽天経済圏の人間だから、という単純な理由である。
積み立てで、毎月500円分のポイントが付くのも、地味にでかい。
あと、ポイントの使い道を考えるのが面倒なので、全部、自動的に投信にまわしてくれるのが便利。
さらに、楽天証券の場合、日経テレコンを利用して、日経新聞を無料で読めるようになる。
また、一つ節約できてしまった・・・。
なお、これは、投資はせずとも、口座を作るだけでOKらしい。
以上、私のように、40歳から投資を始めようと思う人がいたら、参考にしてほしい。
なお、参考にした書籍は下記。
ちなみに、私は殆ど、図書館とメルカリで揃えたので、アマでは買ってない。(リンク貼ってなんだが)
一応、そちらを見ておくことをお勧めする。
↓基本、この1冊で充分
↓ちょっと古いけど、読みやすくまとまっていて、合わせて読むと理解が深まる。
↓銀行員、証券会社に相談に行ってはいけない理由がよく分かる
最後のは、KindleUnlimitedの読み放題でも読める。(2019.11.18時点)
では、良い投資ライフを。