確定申告や、年末調整の際に、必要となる「生命保険控除証明書」。
ここに書かれている金額は、「12月末まで契約が続いた場合」の支払い予定額であり、年の途中で、解約した場合は、金額が変わることを、ご存じだろうか。
証明書には、金額が2つ書いてあるので、(発行時と年末時)
年末調整で書類を書く際に、
「ん?」と悩んだり、
「こっちかよ!書き間違えた!」ムカー
という経験がある人もいるだろう。(いない?それは失礼)
なお、聞いたところによると、全部、総務がやってくれる会社もあるらしい。
なんと優しい世界。ラピュタは本当にあったんだね。
私がいた所は、基本、氏名、住所、証明書の金額と合計額を書くまでは、自分の担当だった。
なお、年ごとに「ここまででいい」とルールが変わる時もあった。基準がイマイチ分からない。
さらに、書類は一人一枚しかもらえず、書き間違えると、総務のおばちゃんから、鬼ように罵倒され、謝罪しないと、代わりの書類がもらえない、という謎の罰ゲームまであった。
各自、書類を書く際は、仕事以上に集中し、戦場のような緊張感を漂わせていたものである。
さて、少し話が脱線してしまったが、
冒頭で申し上げたように、証明書には12月末まで、契約が続いた前提の金額が記載されており、記入するのは、その金額だ。
なので、もし12月までに保険を解約した場合、計算が合わないことになる。
当然ながら、控除されるのは、あくまで実際に払った金額なので、
1月~解約月までの支払額で、証明書が必要だ。
ではどうしたら良いだろうか。とても簡単である。
「証明書に書かれたフリーダイヤルに電話し、解約した月までの証明書の再発行を依頼する」
これで終わり。
実は、私も気づかず、確定申告の準備をしていた際に、
「あれ?これ12月までの金額だから、ダメなんじゃね?」
と気づき、慌てて、サポートに連絡した次第だ。
で、無事届いたのが、コレ。
見た目は殆ど同じ。(カラーでなくモノクロになっている。解約した人に無駄なコストは割けないのだろう。エコで素晴らしい)
ぶっちゃけ必ずしも、書類の再発行は必須ではない。極端は話、サポートに電話して時に、修正額を聞いて、手書きで修正を入れるだけでも、問題ないそうだ。
しかし、依頼したら、数日ですぐ発行してもらえるし、
こういう証明書関連は、キチンとファイルに入れておいた方がいいので、できれば、再発行を依頼しておこう。
なお、ファイルは定番だが、これがお勧め。
高いわ、と思ったが、買ってみると、とても使い心地がいい。安物と違ってしっかりしてるし。
最初は、前職の時、取引先にもらったクリアファイルや、ダイソーのケースに入れていたが、サイズがピッタリでないし、月ごとに分けようと思うと、結局ページが足らない。
WEB系のフリーランスだと、経費がとても少ないので、こういったちゃんしたファイルを買えば、2年くらい余裕で使える。たかが数百円。ケチる所ではないだろう。
最近は、生命保険の解約が流行っているそうなので(実際、私も国保で充分だし、積立は投信の方がいいと思い、解約したのだが。というか国保が高すぎる・・・)
年内に解約する人も多いだろう。慌てないうちに、再発行依頼をしておこう。
では。