社内で、WEB担当者を育てる方法。「副業手当」を出して、ブログ、アフィリ、SNSをやらせてみては?

WEBの仕事話

昨日に続き、経営者の悩みシリーズ。「社内にWEB担当者がいない。求人しても来ない。どうしたら良いか?」に対する、私の考えを書いてみたい。

関係ないが、経営者と酒を飲むと、ブログのネタに事欠かないので、非常に助かっている。

まず大前提として、WEB担当者というのは、中小企業において、かなりの割合で、「一人」である。社員数、300人くらいの会社なら、大体、当てはまるのではないだろうか。

私は、自身がWEB担当だったので、色々な意味で、「2人」いた方が良いと思うが、現実的に、そうではないので、仕方ない。統計データも見た。(どこで見たかは忘れた)。まず、それは知っておこう。

その辺のことは、過去の記事にも書いたので、割愛。

で、ここでも記したのだが、求人したいなら、ハロワやチラシ、求人サイトなどではなく、「SNS」で直接スカウトした方がいい。

人間性も、経歴も、ある程度、分かる。直接、声掛けした方が、成功率も上がる。

ダメでも、会社の名前を憶えてもらえる。

減るのは、人事のタバコを吸いにいく時間くらいだ。イイこと尽くめ。

しかし、これには、会社に「将来性」及び「魅力」がないと、いけない。

見せかけだけではなく、中身は「本物」でないとダメなのだ。これがハードルになる。

また、WEBマーケティングが出来る人間を採るとなると、それなりのポストと給与を用意する必要がある。

能力と価値を考えたら、当然の措置で、経営者も納得するだろうが、問題は、社内の嫉妬マスクたちだ。

優秀と期待された人間が、社内のくだらない人間関係で、潰されるのを、何度見てきたことか。

となると、そういう障害解決に、経営者自体が、率先して取り組む。つまり、未来のために、たとえ、古株社員だろうと、悪い目は摘む、くらいの度胸がないと無理なのだが、現実は厳しいだろう。

安い給料でもいいですよ!という奇特な人を探し当てるしかないが、若いならいざしらず、それなりの年齢で、そういう発言をする人は、概して能力も低いので、意味はないかもしれない。

さてさて。

前置きが長くなったが、WEB担当者を外部から採るには、これだけ障害がある。

となると、誰もが次に考えるのは、「内部での育成」である。

これも障害が沢山あるのだが、自分なりに、一つの答えが出ている。

まず、人選において、「理系じゃないとダメ」「学歴がないとダメ」といった無駄フィルターを解除しよう。

こういった思い込みをしている経営者が実に多いが、実際は、そんなことない。むしろ文系の方が多いだろうし、高学歴が多いわけでも、そういった人が仕事出来るわけでもない。

経営者自体が、経験してないので、イメージわかないのかもしれないが、まず、その手の専門家に話を聞こう。

WEB担当者に求められる条件は、「仕事に意欲的」「ポジティブ思考」であること。

これくらいである。

つぎに、問題となるのは、WEB担当者候補に仕事を教える人がいない、という問題ではないだろうか。

これについては、色々、世間でもサービスが出ており、

初心者向けのセミナーやら、担当者育成プログラムがある。アナリティクスの操作を教えるヤツとか。

しかし、個人的に、これらは難しいと考えている。

ツールの操作などより大事な、マーケティングの基礎知識が、表面的にしか身につかないので、結局、実務で活躍できないのだ。

そう、WEB担当者に一番大事なのは、ツールの操作でも、専門用語の知識でもなく、「マーケティング」への理解なのである。

では、どうやったら、それを効率的に、身につけられるか。

あくまで一つの例だが、会社の「仕事」ではなく、「自分ごと」にするのはどうだろうか。

つまり、ブログ、SNS、アフィリエイトを、「副業」としてやってもらうのだ。

そして、会社は、それに対し、「副業手当」を支給する。

ブログやアフィリエイトから得た収入は、勿論、本人のもの。その上で、手当も出すわけだ。

一定の成果。収益や、フォロワー数などを超えるごとに、ボーナスを出すのもいい。

このポイントはいくつかあるが、一つは、あえて、「社内」ではやらせない、ということだ。

社内だと、どうしても「仕事」になる。人の目が気になり、落ち着いてできない。

いや、プライベートタイムを使うとか、ブラックすぎる、という意見もあるかもだが、果たしてそうだろうか?

これだけ、副業が推奨される世の中だ。

今から、ブログやアフィリを始める人も多い。そこに会社が手当も出す、となれば、これはいいと思う人が全くない、と、私は言い切れない。

やりたくなり人はやらなければいい。別に強制ではないので。

で、毎月、アナリティクスでレポートを出してもらう。上司もチェックしないといけないので、一定の知識が身につく。手当に関係するので、経営者も以前より、多少身が入って覚えるかも。

これなら、業務時間外の活動なので、そういう嫉妬マスクの反感を、多少は抑えられるだろう。

本人もメンタル的に鍛えられるので、外圧に負けにくくなるかもしれない。

この案の問題は、本人に自立心が芽生え、「会社辞めます」と言い出す可能性があることだろうか。

しかし、これは副作用みたいなもので、優秀な人が生まれたら、そうなるのは自然なこと。避けられないと思っている。

ようは、辞めた後も、副業として、仕事を続けてもらえるような「良好な関係」を築いておけばよいのだ。

この辺は前回の記事にも書いたので、参考に。

既に同じようなことをしている会社もあるが、まだまだ浸透してないし、全社員に強制という形をとってる所も多い。

それだと、「自分ごと」ではなく、「仕事」になるので、意識高い人にはいいが、凡人には向かない。

これくらい泥臭い方が、田舎の中小企業には向いていると思う。

また、他にやっている会社が、今なら少ないので、マスコミが食いついて、ニュースにしてくれるかも。そしたら、イメージアップして、優秀な人が来る可能性も出るかもしれない。

今、適当に思いついた案だが、なんか、意外と悪くない気がしてきた。

資格手当の発展版みたいなものだろうし、特に、問題もないのでは?(調べてないけど)

今度、クライアントにあったら、提案してみよう。(実験)

では。