家族を大切にできない人は、仕事も信頼できない、と返事がきた

会社やめてからの人生

先日、下記ツイートをした。


この通り、今まで毎日続けていたブログ更新をやめた。

今日は3日ぶりの執筆となる。

「だから?」と言われるかもしれないが、一応、雑魚ブログなりに、300記事以上、地味に続けてきたので、ささやかな矜持もある。それを捨てた上での決断である。

多少は悩んだ。なぜなら、「やろうと思えばできた」からだ。

雪山に連れていき、目を輝かせた子供たちが、10分で戻る、と、姉と共に飛び出し、

2時間戻ってこなかった時。

温泉に連れていき、30分で上がると、女湯に突撃していった姉が、

2時間戻ってこなかった時。(子供たちは15分で上がった)

この間、ブログを書く、くらいできた。

ネタはいつも、メモアプリで温めているし、スマホでも多少面倒だが、ブログくらい書ける。なんなら、愛用のノートを出せばよい。

実際、そう考え、数行書き出した。しかし、筆がとまった。

首を振り、ノートを閉じた。

無粋だと思った。

子供にも、姉にも見せたくなかった。

「忙しい中、無理に付き合わせている」と思わせたくなかった。1ミリたりとも。

そして、この年始。

家族と過ごす間は、ブログも「仕事」も。余程のことがない限り、一切しないと決めた。

先月、出会ったばかりのビジネスパートナーには、「年始もバリバリ仕事できます」、とチャットを送った顔で、「3日間、即レスも、対応も難しいかもしれません」と、勇気を出して、メッセージを送った。

パートナーからは、

「クライアントに迷惑をかける状況でもない限り、即レスを求めることはない」

「家族を大切にできない人は、むしろ信頼できない」

「素晴らしいこと」

と返事が来た。

少し泣いた。

宣言通り、3日間、ブログとも、仕事とも、完全に離れた時間を過ごした。

鎌倉から、鳥取まで来ていた、姉と子供たちは、先ほど、笑顔で手を振り、帰途についたようだ。

失ったものはなにもなく、逆に、これまでにない満足感が、生まれていた。

私は仕事が大好きだし、独立してから、一層、それに拍車がかかった。

なので、これからも、何もなければ、土日だろうと、年末だろうと、仕事をして過ごすのだろう。

しかし、致命的なものでもないかぎり、今後は、家族との時間を優先して、生きていきたい。

有給の回数だの、仲間とのバランスだの、細かいことを気にしなければいけない環境はもうない。自由なのだ。

独立した以上、仕事と家庭、全てを両立させることが最良。

これが、今更決めた、2020年、私の抱負である。

では。