前職に対し、感謝するのは個人であり、会社と混同すべきでない

会社やめてからの人生

会社を辞めても、前職時代の人間関係は続く。

それは尊重すべきだが、辞めた後、セクションが崩壊しただの、プロジェクトが頓挫しただの、耳に入っても、気にするべきでない。

会社単位ではどうせ大したことはないし、考えるべきは、自分にとって大切な「今の仕事」だけだ。

そういう話である。

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先日まで、前職の友人と楽しく飲んでいた。私が辞めたあとの顛末も色々聞いた。

結論からいうと、辞めてまだ3ヶ月にも拘わらず、私がいた部署は、ほぼ崩壊しているらしい。

次にまとめ役となる人間は、大変だろうと思っていたが、そもそも、誰もまとめ役を務めておらず、

来ないであろう未来の人間に、その役目を押し付け、決断を保留し、全員、好き勝手に動いた結果、兼任であった部長も放置しだし、学級崩壊。ごらんの有様ということらしい。

そうなるだろう、と思っていたが、残念ながら、予想通りの結果になったようだ。

残念である。

ただ、セクションやプロジェクト単位で見れば、酷い結果かもしれないが、会社単位でみれば、多分そんなに影響ない。兼任部長が放置しているのが、その証拠だ。

WEB関連の部署なのに、そういったことが分かる人間が、一人もいなくなったのだから仕方ない。

その内、重要性を再認識し、痛みを伴う改革を始めるだろう。

経営陣には頑張って頂きたい。

他人事のように聞こえるかもだが、実際、他人事なので。

私はもう新しい仕事を始めており、大切なのは、今のクライアントだけである。

前職時代に築いた友人関係は、これからも大切にしていきたいが、会社に対しては、ビジネスでつながらない限り、特に関係はない。

私があえていうとしたら、会社にではなく、退職しようかと悩んでいる人たちに向けてだろう。

自分が辞めたら迷惑をかけるかもしれない、部署が崩壊するかもしれない。

そう考え、思いとどまり、決断を先延ばしにする人がいるだろう。

私もそうだったので、よく分かる。

そのせいで、人生初の不眠にもなった。

だが、実際にやり遂げ、新しい仕事を始めたら、もうそんなことに割く余裕はなくなる。

なので心配することはない。

悩んでしまうのでは、今の仕事が大切だという思いがあるからだ。

新しいビジネスパートナーが出来れば、もっと大切なものが自分に生まれる。

なので、退職したら一年くらいのんびりしようか、という人もいるが、私は即行動した方がいいと思っている。

でないと、このように前職のことが耳に入った時、雑念が生まれるからだ。

あなたが次のステップに向かうなら、今の会社とまた付きあいができるとしても、それは会社も足を踏み出した時だ。

なんのかんのといって、踏みとどまっているなら、そこを気にする必要はない。

世話になったと感謝する相手はあくまで、個人に対してであり、会社という組織に思いをはせても、意味はない。

そこを混同せず、前を向くために、新しい仕事は必要だと思う。

なんだかんだで、自分が辞めた後、会社がどうなったか、という話は気になるものだ。

そこは無理せず、興味はもち、だが、何を聞いても「ふーん、そっか」で留める。

そんなスタンスが大事でないかなと思った。

なんかまとまりのない話になったが、しかたない。

タイムアップだ。(ブログにかけるのは30分まで)。

自分にとっても書きづらいテーマだったんだろう。

そう思うことにする。

では。