どちらにしても家で仕事するなら、フリーランスで良くない?という話

会社やめるまでの軌跡

今回フリーランスを目指すにあたって思ったことがある。

それは、「どうせ家で仕事してるなら、フリーランスで良くない?」である。

これは分かる人にはピンとくるが、分からない人には全く分からないだろう。

当てはまるのは、私のように、帰宅後や、出張先のホテルで仕事をするような、社畜たちである。

仕事のやり方が悪いだけ、という人がいるが、社内で一人しかしてない業務(私の場合、社シス、WEB全て、通販管理など)を担当していると、トラブルや急な案件が発生したとき、必然的に対応する必要が出てくる。

代わりの人間がいないことについては、自身の責任というより、会社の責任である。望んでその位置にいる変わり者は別だが。

さて、そのような社畜の場合、最近はリモートで会社のPCを操作することがとても簡単であり、セキュリティも気を付ければ、それなりなので、外出先や自宅で、会社のPCを操作し、業務を片付けることが多いのではないかと思う。

社畜は、とかく責任感だけは無駄にある人が多いうえ、自分にもプラスがあるのだからと、今の状況を受け入れている人も少なくないかもしれない。かつての私もそうだった。

だが、今なら思う。それならフリーランスで良くない?と。

家でリモートで仕事をするくらいなら、それなりに自己判断で業務を進められる人が多いはずである。会社という組織である以上、上へ上への承認が必要だから、そうしているだけだ。

さらにいえば、仕事を家に持ち帰っていくらやっても残業代は出ない。当たり前だが。

最近は、働き方改革により退社時間が早まる傾向にあるにもかかわらず、仕事量は変わってないので、むしろ「お持ち帰り」が一部では増えているとも聞く。

なら、家で仕事をしないといけないような状況が変わらないなら、いっそそのスキルを活かせるフリーランスとして独立して、報酬も得られるように、人生を変えてみてはどうだろうか、と感じた次第である。

これなら、イチイチ会社の残業申請などで、無駄な気をつかうこともなく、仕事のスケジュールも自分で決められるので、ストレスレスである。

マニュアル通りにやって定時に終わる仕事しかしてないような人なら、そんな冒険をする必要もないと思うが、ある程度、社内で属人的な業務を担当しているなら、それなりに外で使えるスキルが身についているはずである。

2~3年、フリーでやってみて、軌道に乗らなければまた、転職すればよい。スキルを磨くことを怠らなければ、特に心配はいらないだろう。

どうせ人生何が起こるか分からない。そのくらい、良い意味で楽観的な人生を歩んでいきたいと思う。