WEB担当、マーケター、起業家になりたいなら、Html・CSSの勉強は2週間で充分と思う理由

会社やめてからの人生

2ヶ月ほど前から、HTML、CSSの勉強をしていたのだが、途中から

「うーん・・・」

という違和感がずっとぬぐえなかったので、一旦やめることにした。

あまり金をかけてなくてよかった。

理由は、一言でいえば、

(これ以上することの)メリットを、あまり感じられなかったからだ。

より詳しくいうと、下記3点。

①WEBマーケターとして生きるなら、Wix、ペライチなどの「サイト作成サービス」の活用法に詳しい方がメリットが大きいと思った

②カスタマイズにおいても、「配置を変える」「大きさを変える」「フォントを変える」の3つさえ、Html、CSSで出来れば、あとは詳しい人に任せた方が、コスパがいいと感じた

③それ以上は、マーケターとしての実力が充分についてから、学んでも遅くない、と思った

以下、詳細に述べる。

殆どの中小企業、個人は、「サイト作成サービス」で充分

昔と違い、今では、Wix、Jimdo、ペライチなど、Html/CSSの知識がなくても、サイトを作成できるサービスが、山ほどある。

また、ECを作りたい場合も、baseやnote for shopingなど、様々な選択肢があり、どうしても、少しこだわりたければ、Wordpressの無料テーマでサイトを作り、カート部分だけ、他社サービスを使えばいい。これも、Html、CSSの知識は、基本必要ない。

完璧なサイトで、競い合う大手ならともかく、そのフィールドで元々勝負しようとしていない、中小、個人事業主においては、殆ど、サイト作成サービスで充分ではないだろうか。

こういうと、特に昔からWEBをしている人は、

「テンプレートだと訴求力がなくなる」

「そういったサービスはSEOに弱い」

と反論してくるが、はたして本当にそうだろうか。

私はそうは思わない。

まず、訴求力についてだが、ユーザーはそんなにオリジナリティのあるサイトを求めているだろうか?

大切なのは、「そのサービスや商品が自分の悩みを解決してくれるか」、そして、「その会社が信頼できるか」という2点ではないだろうか。

確かに、一昔前のサイト作成サービスは低機能で、いかにも素人が作りました的なサイトになってしまうことが多かった。

しかし、今のサイト作成サービスでは、画像とフォントさえこだわれば、充分に信頼感のあるサイトが作れる。例えば、下記はWixの作られた会社のサイトだが、あなたはこれを見て、

「うわ、ダサ」と思うだろうか?

私は、信頼できそう、と感じるし、良いサービスを提供しているなら、話くらい聞いてみようと思う。

■ホーム | home

求めるものがサイトにあり、画像やフォントさえ、しっかり揃えていれば、サイトとしての目的を果たすのは充分可能である。

他にも、Wixで作られた立派なサイトが沢山あるので、見ておいて欲しい。

Wix新エディタで作られた素敵な15のホームページ (国内編)|Wix公式ブログ
ホームページを作ることで、たくさんの人達に、自分のこと、会社のことを知ってもらうことができます。しかも、「進化したWeb制作ツール」Wix新エディタを使えば、無料で、プロ並みのサイトを作成できるんです。先週は海外サイトを取り上げましたが、日本のサイトも負けてはいません。素敵な国内サイト12個を一挙ご紹介します!

また、むしろこっちの理由の方が大きいのだが、

サイトは作ったら終わりではない

という事だ。

そのあと、実際に流入してくるユーザーの行動分析や、寄せられる声を聞いて、日々、改善したり、デザインを変えていく必要が出てくる。

これが、専門知識のいらないサイト作成サービスならたやすいが、そうでない場合、毎回、外注先にカスタマイズを依頼する必要が出てくる。

スポット契約だと、「もったいない」という意識が湧いて躊躇するし、定額契約であれば、頻度にもよるが、おそらく毎月10万以上はかかるはずだ。それくらいとらないと、業者側もコストと合わない。

となると、中小企業としては、二の足を踏んでしまうケースが多くなる

また、幸運にも社内にエンジニアがいた場合でも、その人物が退職した場合、一気に業務が回らなくなるリスクを抱えることになる。

なので、最初から運用が簡単なサイト作成サービスでやる方が、圧倒的にメリットが大きいのだ。

あと、「SEOに弱い」という意見だが、私は自称SEOに詳しい人ほど、信用できないものはないと思っているので、あまり気にしないで良い。

あえていうなら、所詮SEOも集客の一手法に過ぎず、記事サイトやブログからの誘導、SNS、リスティング広告など、集客には様々な方法があるので、そもそも人的コストを考えると、SEOを重視する意味は薄く、全体を俯瞰して、一番合った方法をとればよいし、

重要なのはその先の、リソース的に、しっかり仮説検証をまわせるか、でないかと、感じている。

その辺は、人によって意見が分かれるので、自分の好きな宗教を選べばよいと思う。

カスタマイズも、基本のHtml、CSSが分かればOK

「でも、サイト作成サービスはカスタマイズの自由度が低いよね?」

「ちょっと、ここ変えたい、というのがあるんだよな~」

という意見もある。それは、よく分かる。

7割くらいはその人の思い込みで、ユーザーは大して求めてない内容だと思うが、それでもユーザビリティを考えてやりたい時がある。「お知らせ」を見やすくしたい時とか。

その時は、確かに、Html/CSSの知識があった方が良い。

なので、私も「必要ない」とは言わないが、これも、超基礎的な理解だけで充分である。

具体的には、2週間くらいやったら学べる内容

・位置、大きさ、フォントに関するコードの理解。

位置… padding、margin、flexなど

大きさ… width、heightなど

フォント… font-familyなど

のどこを弄れば、どのくらい変わるか、というイメージ。

・CSSの基本的な書き方。

head内でstyleタグによる追記、Wordpressの追加CSSでの追記。

・GoogleChromeのデベロッパーツールの使い方。

サイト上の、どこのhtml、CSSを変えれば良いか、特定、テストするスキル

など。これだけ分かれば充分でないだろうか。

実際、私が前職で働いていた時も、これだけで9割のケースは解決した。

無理な場合のみ、プロに頼むか、そもそも解決法をグレードダウンすればよい。

ちなみに、全く知識のない方からすると、上を見て、

「いやいや、やっぱり知識いるじゃん!」

と思うかもしれないが、

今の時代、上記のスキルは、

Progateなどの動画学習サービスを使えば、2週間もあれば学ぶことが出来る。

最近は、余程、自由に仕事をしたいのか、エンジニアになりたい若者が多いようで、そういった学習方法を教えてくれるサイトが沢山ある。例えばこれ。

デイトラ

色々みたけど、このデイトラが一番、いいと思う。

こちらはエンジニア育成が目的なので、どんどん内容が難しくなっていくが、最初の30daysのうち、半分もすれば、マーケターのカスタマイズスキルとしては充分である。

これで、自分で簡単なカスタムは出来るようになるし、何が簡単な修正で、何が難しい作業なのかの、肌感が掴めるようなる。あとは、エンジニアとして頑張っている方々に任せたらよろしい。

注意しておくと、知識としては、上の2週間で充分だが、実務ですぐ出来るか、というと、多少の慣れやコツがいる。

ただ、それは実践で学べばよいことで、知識の下地としては、上の内容で充分なことに変わりはない。

なので、エンジニアでなく、マーケターになりたいなら、むしろ、基礎だけ学んだら、あとは、ツールの活用や、カスタマイズの選択肢、費用感について、どんどん経験を積んだ方がいいのである。

エンジニアレベルの知識が必要かは、他のスキルを学んでから再考しても遅くはない

先ほども書いたが、最近は、エンジニア育成に関するコンテンツやサービス、ブログを山ほど見かけるようになった。

よほど、会社で働きたくないのだろう。気持ちは痛いほど分かる。

ただ、実際にやってみると分かるが、私が②で挙げた2週間分くらいの内容は、大半の人がやれば出来ると思うが、そこからは一気にハードルが上がる。

上のデイトラでいえば、Youtubeの動画(英語)を見ながら、Bootstrapでサイトを作成する、当たりだろうか。

実際、これくらいできないと、エンジニアとしては、スタート地点にも立てない。

なので、エンジニアになりたい人はそれでいいが、

「マーケティングにエンジニア知識も必要なので覚えたい」

「起業したいが、これからはエンジニア知識も必要だと思うので覚えたい」

など、他にやりたいことが決まっていて、そのプラスアルファとして、身につけたいだけなら、

「Html、CSSの簡単な理解だけで充分。あとはサイト作成サービスに詳しい方が実務で有利」

と思うのである。

おそらく、これからも、便利なWEBサービスは次々に生まれていくのだろう。

なので、エンジニアの需要が増えていくのは間違いないが、それを活用するマーケターの需要も、同じくらい増えていくのは間違いない。

両方できた方がいい、のは勿論だ。

世に名だたる、エンジニア出身の起業家、マーケターは、不断の努力と、あくなき向上心で、それを身につけている。

だが、それを出来るのは、「一部の選ばれた人間だけ」ということも、決して忘れない方がいいと、私は思う。

これは別に身の程を知れ、という意味ではなく、自分に出来ることをしよう、ということだ。

SNSで眩しいインフルエンサーの活躍ばかり見ていると、そこを見定める目が曇るような気がして、何となく、気になってしまった。

なので、自分への戒めを含めて、この記事を書いた。

おっさんの戯言が、少しでも参考になれば幸いである。

最後に。

私は、本格的にコードの勉強を始めたのは、2ヶ月ほど前からだが、事業会社のWEB担当を10年以上していたので、専門知識はなくても、広く浅い実務経験が元々あった。

なので、完全にゼロから勉強を始める人は、上のようにはいかないかもしれない。

その点、ご容赦頂きたい。