「自分の時給」を正確に知ることが、人生設計には必要
こんにちは、さぼてんです。退職を考えた時、自分の今の給与を「時給換算」したら、色々と「退職」を決断した理由が腑に落ちたので、お話します。
「俺の給与、時給換算したら、コンビニの方がマシだわw」
なんてセリフ、たまに見かけますね。
実際、そういう方も多いでしょうが
「では、今のあなたの給与。時給換算したらいくらでした?」
と聞いたら、意外と、実際に計算までしたことがある人は少ないんじゃないでしょうか。
また、一度、したことがあっても、もう覚えてない人も多いでしょう。
それは、その時、興味本位レベルだったからです。
本気で「退職」まで考えているなら、忘れはしません。
「退職」を本気で考えるなら、今の給与が時給換算でいくらになるか、一度、正確に知っておくべきです。
それが、正しい未来を進む、道しるべになります。
田舎の中小企業に20年勤務。時給は「950円」でした!
ちなみに、私。スペックとしては、以下の通り。
- 田舎の中小企業で、勤続約20年
- 年収450万くらい
- 残業つくのは1日1時間まで。あとはサビ残。
これで、計算してみたところ・・・
時給は、950円でした!
・・・。
そりゃ辞めるわ。
当然ですが、手取りで計算してませんよ。給与額で計算してます。
まぁ、20年近く働いて、時給950円かぁー、て思いますね。
昔なら、いざ知らず、今は人手不足ですからね。
時給1000円以上のバイトなんて、田舎でも、いくらでもあるんですよ。
マジな話、時給換算して1000円切ってるようなら、今年中に転職か独立を考えるべきだと思います。
経営者は基本給を上げたりしませんよ。たとえ会社の業績が伸びてもね。
仕事は好きでも、会社を好きになれなければ、やりがいは生まれない
勿論、仕事というのは、金だけではありません。「やりがい」とかありますよね。
ただ、私の実感でいうと、
「給料は安いけど、やりがいがある仕事」ってめちゃくちゃ少ないと思います。
一般的に、給料が安いということは、他に代わりがいる仕事、という事になるので。
専門性が低ければ、やりがいを感じることも、少ないのではないでしょうか。
ちなみに、私はWEBの仕事をしており、広告運用やマーケティングを生業としている方が、知り合いには多いのですが、仕事に燃えており、インセンティブも含め、高給を得ている方が、多い印象です。
それに、仕事自体は好きでも、会社を好きになれなかったら、やりがいは感じられませんね。
私もWEBの仕事自体は好きが、「今の会社」で続けることに、やりがいは見出せません。
そもそも、
仕事にやりがいを感じてるような人であれば、わざわざ、今の給料を時給換算しようなんて、思わないし、思っても計算しないだろうし。
仕事を継続できる一番の要因って「モチベーション」ですからね。
「仕事は本当に好きなんですけど・・・。でも生活をするためには今の給与では難しくて・・・」
と言って辞める人がたまにいますけど、これは嘘です。
本当に好きなら、仕事辞めたりしません。角が立つから言わないだけで、本当はもう、その仕事に対するモチベーションを完全に失っているから辞めるのです。
親の介護とかだったら、本当かもしれませんが。
だから最近は多いらしいですよ。とりあえず「親の介護」っていって辞めるひと。
ズル休みする時の、親戚の不幸と、腹痛くらい、便利な道具になりつつあります。
両親も災難ですね。
貯蓄があるなら、時給換算ついでに、セミリタイア目指すのもありかも
繰り返しますが、給与の時給換算を一度もしたことがない人は、ぜひこの機会にやってみてください。
まだ退職を、そこまで本気では考えていなかった人も、自分の給与を「時給」という分かりやすい指標で見せられると、目が覚めるかもしれませんよ。社畜という悪夢から。
そのあとは、自分の家から通える範囲のバイトを、ネットで探してみてください。
人手不足はまだまだ当分続きますので、時給1000円以上のバイトも、何個か必ず見つかると思います。
また、ある程度貯金があるなら、そのままセミリタイヤ生活を目指してみるのもありかもしれません。
しばらく投資をしてみるのも良いかも。
借金さえしなければ、どうせ貯金がゼロになっても、また就職すればいいだけの話です。
どちらにしても辞めるつもりなら、ダメ元です。別にデメリットもありません。
やりがいもなく、大したスキルも身に付かないのに、ストレスだけ貯めて、時給1000円未満で働き続ける方が、よっぽどデメリットだらけだと思います。
給与の時給換算。まだ計算したことがない方は、ぜひ試しにやってみてください。「給与 時給換算」で検索すれば、便利な計算ツールも出てきますよ!