20年間、一緒にやってきた直属の上司に辞意を伝えました
やりがいのない会社で、幹部候補とか期待されるのは、マジつらい
こんにちは、さぼてんです。先日、直属の上司に、「2019年の12月末」で辞めることを伝えました。
ちなみに女性です。入社して、約20年間。中小企業なんで、配置転換とかもなく、ずっと同じ関係で、本当にお世話になってきました。
今までさんざん、
「あなたは幹部候補なんだから頑張って!」
「いまは辛くても、耐えよう。必ず未来は開ける!」
と期待されてきたので、非常に言うのが辛かったです。
ほかの誰にいうのも、多分あっさり言えると思うのですが、この人には本当に言いたくなかった。
後1~2年で定年なので、最初はこの方が退職されてから辞めようと思っていたくらいです。(私が辞めたら、この上司が糾弾されるのが、目に見えていたので)
ある日、精神の限界が来て、辞めるとぶっちゃける
しかし、あまりの会社のひどさに、この上司も、最近は少し闇堕ちしてきており、
私も部下や経営陣に対してのことで、ストレスがマッハ状態になって、連日の不眠も重なりイライラしたある日、
「それでも、解決に向けて頑張ろう」
「給料も安いと思うけど、あなたは会社の希望なんだから」
的なことを言われて、ついキレてしまい、
「もうそんな甘いこと言ってる状況じゃないんすよ!」
「給料が安いことが嫌なんじゃない!仕事にやりがいも持てないし、自分がこれ以上ここにいても、1ミリも成長できる気がしないんですよ!」
「もう私も迷ってはいません!腹は決めたんで!」
的なことを言ってしまったんですよね。(詳細は覚えてないんですが…)
流石にここまで言えば、誰でも察するというか、
私の口調の粗さに、本気度を感じ取ったのか、
その日は、彼女は「そっか・・・」と寂しそうに言って、帰ってしまわれました。
→ここでさらに不眠が悪化し、一睡もできなくなる。
翌日、正直にすべてを話し、二人で泣く
そして、次の日、この状態は放置できないので、就業時間後に、
自分の正直な気持ちをすべて話しました。
・ほんの1か月前は、辞める気はなかったこと
・ある日突然、決壊するように、心が離れ、もうこの会社にいる意味はないと思ったこと
・東京でWEBの最先端をやっている会社や、地元で起業し頑張っている人たちと仕事をしていると、あまりにも「決断」「行動」をしない今の会社に嫌気がさし、本当の仕事をしたくなったこと
・独立して、いけるところまで自分の力でやってみたいということ
彼女も泣いてましたが、私も泣いてました。
いやー、アラフォーの男でも、あんなにみっともなく涙が出るものなんですね。
それだけ言いたいこというのを我慢してたんだなー、と。
人間、どこかで本音を吐き出さないと、いけないよ。と凄い思いました。
辞めると伝えても、温かく送り出してくれるのが、いい上司
彼女は聖人だった
で、上司の反応なんですが、
「さぼてんくんは、ウチの会社にいてはいけないとずっと思っていた」
「会社としては非常に大変になるけど、独立して頑張っていくというなら、応援したい」
「私も定年まではしっかり勤めようと思う。気にしないで、自分の人生を生きて」
と言われました。
聖人かよ。また泣くからやめてくれ。
とても本当は、
「まぁしばらくガチでやる気はないんで。今の貯金と、ブログとアフィで、プチリタイア風にどこまで生きていけるか試してみる気ですw」
とは言えないわ。
最近、闇堕ち気味な時もありましたが、本当にいい人なんですよね。
会社自体はもう見切ってしまいましたが、この人が直属の上司だったことは、私にとってかなり誇りというか、幸運だったんでしょうね。
この日は、約2週間ぶりに熟睡できました。
そして、次の日から、また不眠気味になりましたw。
まぁこれは、不安とかよりも、今後のビジョンについて気持ちがみなぎって、逆に寝られない感じなので、プラスに受け止めています。
2019年12月は、人生を変える、いい節目かもしれません
ちなみに、12月末に辞めるというスケジュールは、私が決めました。これは4月からかなり大きいプロジェクトがあり、私が核になっているので、ここで
「私、やめまぁす!」
とはちょっと言えんな・・・と思ったこと。
そちらは、3~4か月で目途がつけられるので、その後、社長や経営陣に伝え、そこから後釜探し~引継ぎを考えると、
まぁ12月くらいが丁度いいかと思った次第です。
あと、個人的に、
2020年から、新しい人生をスタートしたい
と思ったこともありますね。
年号が変わって、初めての新年だし。東京オリンピックもあるし。
何か、いいんじゃないでしょうか。
とても、できればセミリタイア風で始めたいとはいえませんが。
さて、あとは、いかにモチベを保って、今の仕事を続けるかですね。
辞めようと思えば、いつでも辞めれる。と決めちゃうと、中々12月までモチベを保つのが大変そうです。
これに関しては、色々と思いついた案があるので、また次回で紹介します。
フリーランス、セミリタイヤの人生をチラッとでも考えた皆さん。2019年12月は、いい節目ですよ!