退職届、出しました

会社やめるまでの軌跡

本日、上司に退職願いを提出した。加えて、ジュニア君(次期社長)にも報告し、3人で今後について話し合った。大変疲れた。ブログを書く元気もないので、簡単に記録に残す。

2人とも、唯一のWEB担当が抜ける痛みについては重々承知しているにも関わらず、

「分かりました」「決断を尊重します」「まぁ、なんとかするしかないですね・・・」

と、暖かく受け入れてくれた。本当に感謝しかない。

先人のブログを見ると、退職届を出したらシュレッダーにかけられただの、聞かなかったことにされただの、中々に酷い事例があったので、内心、戦々恐々としていたのだが。

直属の上司には、2月ごろから相談していたので、まだ分かるが、ジュニア君には、まさに青天の霹靂だったはず。それでも、取り乱したりはしなかった。

やはり、経営者としての素質が充分にある方だ。私が同じ立場なら、あれほど、冷静に受け止められるだろうか。年下だが尊敬する。これから、私の退職など、ささいなことだった、と思うほど、艱難辛苦な道を歩むのだろうが、頑張って欲しい。

そして、予想通り、フリーランスとして独立するなら、今までの仕事を、そのまま受けてもらえないか、と言われたが、それは丁重にお断りした。

今までも、田舎のフリーランスと何人か関わったが、付き合いやツテで、地元企業の仕事しかしていないと、成長も望めず、ろくなことにならない。

それに私は、今までと全く違う環境に自分を置いて、自分の力でどこまで稼ぐことができるのか試したいのだ。今の勤め先から仕事をもらうと、それが望めない。

と、カッコイイことを言ってはいるが、一番の理由は、とりあえず今の会社とは縁を切りたい。

それだけである。

仕事を引き継いだりしたら、これもして、あれもして、となり、まとなビジネスの関係で付き合えるはずがない。

ジュニア君には本当に申し訳ないのだが、切り抜けて欲しい。

だが、もし数年後、私がそれなりに稼げるようになり、彼が社長としてふさわしい人物に成長していたら。何かの仕事で、偶然、また一緒に仕事をすることになったとしたら。

そんなありえない未来を、少し夢想したくなった。

しかし、今日は本当に疲れた。これから退職を告げる方は、しっかり休んで体力を回復してから、退職届を出した方が良い。人間、余裕がないと、思ってもないことを言ったり、表情が硬くなりすぎるからね。

退職を告げる日は、長年勤めた会社での総決算となる一日だ。少しでも良い印象で終わらせるに越したことはない。

さて、明日は、ついに社長へ直接報告だ。

しんどい一日になりそうである。