怒りが伝わる文章を書かないために、何を気を付ければよいか。

人生観・仕事観

怒りで余裕のない文章を見ると、疲れませんか?

Twitterとか、SNSでもそうなんですが、チャットやメールで、「明らかに怒ってるなこの人・・・」という文章を書く人、周りいませんか?

ピキピキ、と効果音まで聞こえるような。

私は、こういった文章を書かない技術こそが、「コミュニケーションスキル」だと思ってます。

難しいですけどね。

ただ、たいていの場合、まずいことしたなーとは本人も分かってるものです。

そこに、「文字」という、抗弁できない一方的な力で、さらに、突き刺すような一言があると、相手は想像以上に、傷つきます。言葉のナイフというやつです。

言葉がきつい人は、大体、文章もきついですが、

中には、言葉はすっごい柔らかいのに、メールだけ超きつい人とかもいて、これも中々やりづらいです。なんか怖いし。

で、前置きが長くなりましたが、ようするに、「怒りが伝わる文章」というのは、メリットがほとんどないので、できることなら直しましょう、という話です。

自分も出来ているか、分かりませんが、一応、社会人経験を20年ほど積んで、それなりに失敗もしていきたので、そこから学び、気を付けてることがあります。

怒ってメールやチャットを送る時に、気を付けてること

1、長文を書かない

まず、長文はやめましょう。どれだけ言葉を選び、ロジック的に正しいことを書いても、余裕のなさがめちゃくちゃでます。

その大量の文字の津波を見るだけで、相手はうんざりします。

長文を書く人は、相手が全部読む、という前提を一度捨てた方がよいです。

2、余計なことを書かない

相手のミスについて、触れないといけない場合、余計なことは混ぜず、事実と今後の改善点だけさらっと書きましょう。

こんなこと気にするようなことじゃない、自分もこうだった、

みたいな、昔語りをしたり、

こうすれば良かったかも、ああすれば良かったかも、みたいなことを、具体的に書き連ねる人がいますが、大体、無用なプレッシャーになります。

そういったフォローは、文字でなく、時間を置いて、直接伝えた方がいい派です。

3、そもそも怒った時に文章を書かない

ぶっちゃけ、これが一番よくて、時間が許すなら、心が平静でないとき、文章を書かない方がいいです。

レスバ(レスバトル)とか、そういう言葉もありますが、どっちもヒートアップしてると、心にもないことをいってしまったり、やってしまうのは、誰にもでもあります。人間だもの。

で、修行僧とか、オリンピック選手みたいな、強靭なメンタルを持ってるなら良いですが、

大抵の一般人はそうではないので、

あ、今の自分、冷静じゃないな、と思えたら、文章を書かないのが、一番です。

お仕事だとそういうわけにもいかない時があるのが、つらい所ですが・・・。

しかし、感情が文章に出る、とはよくいったもので、

精神的に不安定な状態で書くと、それは必ず相手にも伝わります。

それによるデメリットを考えて、心を落ちつかせたら、そもそも文章でなく、違う方法で伝えたほうがいいかも・・・、とか、むしろ何も言わない方がいいかも・・・とか思いなおすかもしれません。

怒った時は文章を書かない。これが鉄則。

結局のところ、怒ったときは文章を書かない。これが鉄則です。

これが一番で、時間的にどうしても無理な時だけ、1,2を気を付けましょう。

なんか、特に珍しくもないネタで、恐縮ですが、

今月、一切ブログを書いてないことを思い出し、一応、書いてみました。

では。