体は年々弱るのに、ストレスもどんどん増える働き方は正しいのか
こんにちは、さぼてんです。20年、田舎の中小企業でWEB担してきましたが、アラファーを転機に、フリーランスとして独立予定です。
これは、色々考えた結果なのですが、その内の一つに、
「年をとるほど、ストレスも増える働き方っておかしくない?」
と思ったことが挙げられます。
最初は平のペーペーだった私も、年を重ねるごとに昇進し、段々と責任が増え、ストレスが溜まる日も多くなりました。
酒をやめられなかったのも、大体ストレスが原因です。
多分に漏れず、私も若いころは体のことなんて考えもしませんでしたが、40近くなり、健康診断で毎回引っ掛かるようになりだしてから、疑問が芽生えました。
体は年々弱っていくのに、ストレスも増える働き方はおかしい、と。
そりゃ死亡率も増えますよ。
最近、40~50代の癌が増えてると、聞くことがあるかもしれませんが、食生活の影響が一番だと思いますが、そもそも、一番ストレスを抱えるのが、この辺りの年代だと思うんですよ。公私ともに。
死んだら人生終わりです。家族も悲しみます。
政府は年金を払いたくないせいか、
「人生100年時代!」
「定年も70歳に!」
とか言ってますけど、正直、そんなの支持するの、爺さん婆さんだけだと思いますね。
若者は全く共感できないと思います。
若者は、既にその「おかしさ」に気づいている
私も、段々と、年をとるのに比例して、ストレスも増える働き方が当たり前、という風潮は、おかしくないか?と思うようになりました。
そして、このまま今の会社にいても成長はないと確信した日、私は退職を決断しました。(辞めるのは年末の予定ですが)
もう組織に属するのはご免なので、そこから、フリーランス、独立など色々調べたんですが、
分かったのは、やっぱり同じ疑問を持つ人は沢山いるんだな、ということ。
だから、年々「セミリタイヤ」「アーリーリタイア」というキーワードが、検索で増加しているんです。
また、やはり日本は遅れていることも分かりました。
海外では既に、「FIRE」という生き方が、若者の間でムーブになっており、既に少なくない人達が実行しているそうです。
海外で注目を集める。「FIRE」という生き方
FIREとは4つの頭文字をとった造語で、
- Financial(経済的な)
- Independence(独立)
- Retire(リタイヤ)
- Early(早期に)
です。
ようするに「経済的に独立して、早めにリタイヤ(退職)しようぜ!」ってことですね。
「セミリタイヤ」と何が違うの?と聞かれると、まぁ殆ど同じなんですが、
FIREの場合、
- 20~30代でリタイア(日本の一般的なセミリタイアより、かなり早い)
- 比較的、高収入の人が、数千万~1億以上の資産を貯めてからリタイア
- その後は貯蓄と資産運用で生活
という特徴があるようです。
何人かFIREした人のブログを見ましたが、20代から700~1000万以上の年収がある人が多い印象でした。
海外では若くても高収入の業種は多いですし、エンジニアの社会的地位も高いから、やりやすい土台がありますね。
日本では正直、20代では難しいと思います。しかし、私のように40代で、それまでしっかり貯蓄していれば、中小企業でも十分可能だと思います。
年収400万でも、リタイアに向けた貯蓄は可能
年収400万でも、独身で、寮住まいなら、年150万~200万ためるのは、そんなにむずかしくありません。そこそこ外食したり、遊んでもいけます。
私も大体、そのくらいのペースで溜まりました。
大体、今ってお金かけなくても、楽しめる趣味がいくらでもありますからね。
動画サービス一つとKindle Unlimitedでも契約して、あとはネットがあれば、正直一生困らないと思うんですよ。
いやーいい時代に生まれましたね。皆さん。
なので、FIREとかセミリタイアが、若い方に流行るのは、正直当然の成り行きだと思っています。
私も含めて、おじさん、おばさんは、定年まで働くのが当たり前、という古い価値観に囚われているので、そのことに気づかないだけなんですよ。
でも、若者と違い、40~50代は、いつ死の危険があってもおかしくない年代です。
自分の人生を、家族の人生を考えた時、本当に定年まで勤めることが正解か。
自身の体は段々と弱っていくのに、どんどん責任も、ストレスも大きくなる働き方が、本当に良いことなのか。
答えは出ているかもしれませんが、今一度、若者に学び、真剣に考えてみるのも、アリかもしれません。