HSP診断で「超鈍感」と判定されたので、改めて他者の気持ちを考えてみた。

人生観・仕事観

たまたま知人のfacebookで紹介されていたので、HSP診断テストとやらを受けてみた。

HSP診断テスト - 繊細さは、あなたの強さ
HSPの度合いを知ることができます。高い感受性を認めることで、自分や世界の見方を変えることができます。

この手の心理テストは、大抵くだらなくて、時間の無駄だと思っていたが、
それでもちょっとやってみるか、と思ったのは、HSPという基準値に興味が湧いたからだ。

HSPとは、Highly Sensitive Personの略らしい。要するに「超敏感な人」である。
なにそれエロいと思ってしまうのは、悲しい男のサガか。

それはさておき、私は昔から、自分のことを「鈍感」な人間だと自己評価していた。

周りがイライラしていても、その矛先が自分に向かわない限り、別にどうとも思わないし、

交通事故で、車を全損した時も、警察が来るまで時間がありそうだっので、事故現場の横にある
すき家で牛丼を食っていたほど、マイペースである。

なので、そんな自分が気付かないだけで、実は多くの人を傷つけていたのでは・・・と
心配になり、テストしてみることにした。

はい嘘です。

そんなこと気にしたこともない。単にどれだけ鈍感か、「数値」で見てみたい、という欲求だけだ。

紹介してくれた人も、自分を「超鈍感」と自負しており、HSPは35だったらしい。

さて自分はどうなるだろうか。いっちょやってみよう。

約40問の心理テスト。ポチポチやってたら、ものの2分ほどで終わった。
その結果がこちらである。

ほう、HSP27。
見事に、超鈍感であることが、数値上も証明されてしまった。
気のせいじゃなかったと分かり、ちょっと安心。

いや待て。もしかして、30前後の数値の人が一番多いんじゃないか、と思い、
Facebookのコメントをざっとあさってみたが、どうやら60~100くらいの人が多いようだ。

日本人は、結構敏感体質なんだね。いいね。勉強になった。

となると、やはり、他者の気持ちがよく分からんと昔から思っていたのは、私が超鈍感だったからのようだ。数値で言われると安心する。こういう所がダメなんだろう。
まぁ、証明されたのであれば、それ以上の興味はない。

少し気になるとしたら、ウチの社員のことである。
この超鈍感な私が、もうやってられん、と思って辞めるのだから、
HSP60~100くらいのビンビンな方々は、相当なストレスなのではないだろうか。

私はストレスの差を、せいぜい、部署、年齢、役職、家庭環境、くらいしか、考えていなかったが、体質というのも、考慮すべきかもしれない。

一人一人の敏感さ「HSP」が大きく違うのであれば、私の想像をはるかに超えるストレスを抱えている人が、いたのかもしれないのだ。

超鈍感に生まれたことを親に感謝し、自分なりに、もう少し、他人の気持ちにも寄り添おう。そう思った夜だった。