田舎の人間が格安スマホを使うべき理由。昼でも速いから。

人生観・仕事観

タイトルだけで終わってしまう記事だが、「田舎だけに住んでいる人」「都会だけに住んでる人」、どちらも意外と知らない人がいそうなので、書いてみた。

私は3年ほど前から「mineo」の3Gプラン(音声通話付き)を使っている。月々の利用料は、平均1800円~2200円くらいだろうか。概ね満足している。

回線速度は大体このくらい。速い時だと、30M超える。

そのくらい、東京でも出ているよ、と言われるかもしれないが、待ってほしい。ここからが本題だ。

上の計測は、「昼間(12~13時)」に計測したものである。

つまり、田舎のように人口が少なく、回線が混まない所であれば、昼でもMVNOの速度低下は殆ど起きない、ということだ。

※私の住む、人口10万程度の都市の場合です。それより多い地域、基地局が少ない知識は知らないので、参考程度。

これは当たり前のようで、結構大事なことである。

なぜなら、都会でMVNOを使うと、ほぼ例外なく、コアタイム(昼間や帰宅時)は、速度がめっちゃ遅くなるからだ。田舎に住んでいて、あまり都会に行かないMVNO利用者は、意外と知らないのでないかと思う。

私も、東京に出張に行って、初めて気づいた。

前述通り、私のスマホは普段、10~20Mは安定して出ているが、東京の昼や夕方だと、下手すれば1M程度に落ちる。Yahooで天気を見る程度さえ、イラついて仕方がないレベルだ。

mineoだけかなーと思ったのだが、他のMVNO会社に勤める知人から聞いた所、やはり大体がそうらしい。ので、やはり、都会でMVNOの速度低下は避けられないのだろう。

このご時世、なんでいまだにキャリアにこだわる人がいるのか不思議だったが、そりゃ、こんなに速度が落ちるなら、都会の人はキャリアを選ぶよね。

私は一日中、安定した速度が出るのであれば、正直、田舎の人間はMVNOを選ばない理由はないと思う。年間で6万円くらい差が出るよ。毎年、スマホ買えるレベル。

また、この田舎におけるメリットは、今後、5Gなど、色々なサービスが生まれても、変わらないのではないか、と思う。

なぜなら、サービス品質が上がっても、人の欲望も比例して上がるからだ。

20年前は、ネットで1枚の写真を見るために、カタカタと1分程度、表示を待つのも普通だった。今なら直帰率100%だろう。

なので、都会に人口が集中する以上、新しいサービスが生まれても、既存よりは速い、というだけで、また新たな格差が生じるはずである。結局、〇〇に比べて遅い、となるわけだ。

そこへいくと、田舎の場合、新サービスの導入は遅れるかもしれないが、技術がある程度、安定したことにリリースされ、人口少ないので、格差が生じにくい。まさにイイこと尽くめである。

なので、田舎の人間はこれからも、都会の美味しい所だけを頂いたサービスを、うまいこと活用する生き方をお勧めする。