私が食事のあと、会計の際に「美味しかったです」と伝える理由

人生観・仕事観

何気なくつぶやいたら、珍しくいっぱい「いいね」がついたので、(インフルエンサー?に絡んだせいだと思うが)

今日は、外食した時の「ご馳走様」について、触れたいと思う。

私は、基本、外でご飯を食べた時、会計の際には、店員さんに「ご馳走様でした」という。

特段、何かを意識しての行動ではない。

上の方の部下のように、~だから、~する、といった、理由を考えたこともない。

お礼とは、そもそも、されたからするものではなく、気持ちだと思うからだ。

ついでに、上につぶやいた通り、「本当においしい」と感じた時は、「美味しかったです!」と、必ず付け加えることにしている。

なにか尊大なようで、気が引けるのだが、こちらは、あえて意識して行っている。

料理人というのは、誰かに「美味しい」と言ってもらうために、人生を、多く捧げている人達である。

ただ栄養を取りたいだけなら、サプリメントでも食べてればよい。

なのに、美味しいものを食べても、客がそういわなければ、料理人には伝わらない。

そんなの、悲しいではないか。

食べログとかで見れるでしょ、というのは、また違う。それも嬉しいと思うけど、やっぱり、人間、面と向かっていうのがいいじゃないか。

料理人に直接言えなくても、店員にいえば、どこかで伝えてくれる。

そう想像するだけで、なんだか、温かくならないだろうか。わざわざ言う事ではない、なんて突っ張らず、ちょっと勇気を出して、言ってみて欲しい。

そうすると、店員さんも大体、笑顔になる。

私は、仏頂面だった店員さんが、「美味しかったよ」という言葉を聞いてから、はにかんだ笑顔を見せる、その瞬間が好きで、だからお礼を言ってるかもしれない、と、時々考える。

特に、旅行先だと、とても、心がほっこりする。言ってよかった、と強く思う。

感謝とは、理由があるからするものではなく、心を素直に伝えることだ。

だから、私は、感謝してないなら、無理に「ご馳走様」も、「美味しさかったです」も、いう必要はないと思っている。

相手も嬉しくないだろう。

だからといって、別に、その人の人間性を否定する気もない。考え方が違う。それだけだ。

ただ、私は、「ご馳走様」「美味しかったです」と伝えて、見られる店員さんの笑顔が好きだし、これからも続けると思う。

なお、年末にお店に行った時は、初見でも、「よいお年を」と付け加えることにしている。

一度、「えっ」という感じになった後、「はい!よいお年を~」と言われる瞬間も、とても好きだ。

難しいことは分からないが、人間、素直に生きた方が得だなと思う、今日この頃である。

では。