フリーランスで、矛盾と戦い続ける人生に終わりを告げたい

会社やめるまでの軌跡

最終出社日が遠い・・・。

退職を決めたら、ストレスから解放され万々歳、と思っていたが、
今は、連日に引き継ぎ作業で生まれた、新たなストレスとの闘いに苦しんでいる。
こんな日々が、あと一ヶ月も続くのか。
とはいえ、まだゴールが見えているのだから希望がある。
あと3ヶ月、とかであれば、辞める前に鬱病になりそうだ。
これから退職する人は、ぜひ辞意を伝えた後、一ヶ月以内の退職を進める。
どうせ期限を延ばした所で、会社はろくなことをしないか、無駄に浪費するだけだ。
自分で経験して良く分かった。

しかし、つらい。
せっかく酒をやめたのに、帰り道、
ついビールに手が伸びてしまう。
ぐっと、自分を制する日々が続く。

やる気のない人間、責任から逃げる人間ばかり。
そんな環境に身を置くことが、
どれだけ害悪か、14年間身を置いて、大変よく分かったので、
辞める決断をしたのだが、

そのような人たちに、WEBマーケや分析といった
専門性の高い仕事を引き継ぐ
という事が、どれだけ無理ゲーか
ほとほと身に染みた。
だから経営陣には何度も忠告したのだが、
聞く耳をもたなかったのだから、仕方ない。
リーマンの辛い所である。

世の中、
一定の給料さえもらえるなら、
自分の頭で考えてなくてもできる
「作業」以外はNG!
という人種は存在するのだ。
そこで、無理に、創造性が必要な仕事をさせるのは
正直、どちらも不幸になるだけである。

それぞれの求めるものが完全にミスマッチ、
矛盾しているのだから。
もっとも、正直に経営者に
「できない」と言わない従業員も
問題だが。
配置転換になると思うと、素直にいえないのかね。
結果、自分の首を絞める未来が待つだけと思うが。

さて、どんな業種でも、仕事とはストレスとの闘いだが、
一番、ストレスを生むのは、やはり「矛盾」だと思っている。

人に喜んでもらえる仕事がしたい→ 実際は押し売りのような営業を強制

法を守る仕事がしたい → 実際は脱法スレスレのことばかりする

確かな品質の商品だけ売りたい → 実際は見てくれだけで、低品質

などなど。
そんな経験、誰しも一度はあるだろう。ちなみに私の場合、オールビンゴである。

このような矛盾を抱え、仕事を続けていると、心身に異常が出てくる。
当てはまらないネジを無理に捻じ込んだところで、
無理に使えば、やがてガタがくる。
人間も機械も同じである。

私も酒量が増え、自分自身でも、感情の抑制が効かない
と思う日が増えてきた。
まだ、辞めるという決断をする意思はしっかりあったので、
よかったのだろう。
それさえ失うと、最悪の未来が待っている。

私はこれからフリーランスになる。

勿論、仕事なので、綺麗ごとばかりでは済まないだろうが、
少なくとも、「矛盾」していると感じた仕事は受けない、
という選択はできる。
それが大きい。

その生活を逃さないためなら、私は必死に頑張れると思う。
今のこの気持ちを忘れないようにしたい。

矛盾と戦い続ける人生にピリオドを。

フリーランスを目指す読者がいたら、ぜひ一緒に頑張っていきたい。
そう願っている。