仕事が出来る人の条件、というのは、色々あるだろうが、私がコレ、と思うものの一つに、
「質問に妥協しない」
というのがある。
出来る人とは、何もしなくても、どんどん質問をしてくる。
何故なら、成果を出すことを第一に考えれば、「自然とそうなる」からである。
わざわざ、「よし!沢山質問するぞ!」なんて、腕まくりする必要はない。
仕事にかける、心のありよう。ただ、それだけだ。
逆に言えば、初めて仕事を任された時でも、ほとんど質問をしてこないような人を、私はあまり信用していない。
そもそもゴールを分かってない、とか
決められた時間まで仕事していれば、それでいい、という人が多い。
そこまでいかなくても、質問してこない人が、自ら成長することは、稀である。
だから、質問に妥協しない、という姿勢は、極めて大切だ。
「いや、そんなこと言っても・・・」
「何でもかんでも聞いたら、馬鹿に思われないだろうか」
と、心配する人がいるが、大抵、無用。
互いに成果を目指す立場なら、質問を邪見にすることはない。
勿論、一回ググれば分かるような質問ばかりするのは、よくないのだが・・・。
これについては、許さるかどうか、とか考える以前に、
単純に、「相手の気持ちになって考える」ということを、しっかり頭に叩き込んでおけばよいと思う。
あなたの質問に答える、ということは、その人の時間が奪われる、ということだ。
そこには、一定の気遣いが必要になる。それを、端的に言葉にすると、「ググれ」ということになる。
考えてみて欲しい。
自分の時間を使うのは嫌で、相手の時間を奪うのはよい、というのは、
どう考えても、筋が通らないだろう。
そこさえ気を付ければ、あとはガンガン質問したらいいと思う。それで相手にプラスになることもある。
大切なのは、成果を出すためには、「何が必要か」である。
ゲームをクリアするような気持ちでもいいと思う。
本気でクリアしたいゲームがある。感動のTrueENDが見られるらしい。
だが、ネットでいくら調べても、攻略法が見つからない。
そんな時、目の前に、その答えを知る人がいたら。そりゃ、もうガンガン質問するだろう。
それと同じだ。
私は、仕事とは、ゲームみたいなものだと、思っている。
失敗しても、コンテニューはないが、死なない限り、カセットは取り換えできる。
そんなゲームだ。
だから思う存分、楽しみたいし、クリアの障害は排除すべく、進行上、気になることがあったら、どんどん質問する気でいる。
これからも、そうしていきたい。
余談ではあるが、私は長年、田舎でWEB担をしてきたので、東京のWEB広告代理店と仕事する、となった時は、どれだけ凄い人たちなのだろう、と期待していたが、
5人中4人くらいは、「質問してこない人たち」だった。
そして、そういった人は、案の定、結果もでなかった。
幸運にも最後の一人は、「出来る人」に当たり、
タッグで成果出す→ 仲良くなる→ インハウス支援をお願いする→ 運用の楽しさに目覚める → 独立(イマココ)
に至るのだが、それもまた、別の話である。
では。