信頼できる企業を見抜く一番の指標は、そこに「人格」が見えるか
こんにちは、さぼてんです。今回は良い企業サイトとは何か?という点について、10年以上、WEB担をやってきた経験から感じることお話しします。
仕事柄、これまで星の数ほど企業サイト、コーポレートサイトやECサイトなどを見てきました。
その中で、良いサイトには、必ず一つの共通点があると、思うようになりました。
それは、そこに「人格」が現れるか、どうかです。
便利なサイト、使いやすいサイト、デザインが良いサイト。確かにそれも大事です。
ですが、優れたサイトとは、内容を読んでいるだけで、それがまるで、目の前に人がいて、自分に語りかけてくれてるように、感じるものです。
そんな経験はないでしょうか?
万人に向けたものではなく、「私」に語っているように感じるサイト。それが良いサイトの条件です。
テキストよりも、デザインよりも、大事なもの
そのように、「人格」があらわれるサイトは、テキスト、コンテンツ、ビジュアル、一つ一つの完成度が高いものが多いと思いますが、
何より、自然に構築されたバランスが一番大事なのではないかと感じます。
現在は、すでに生活の中で、リアルとネットの逆転現象が起きており、ネットがリアルを内包するような世界になってきています。
そうなると、もはや企業サイトとは、看板ではなく、企業そのものといっていい存在です。
なので、もし会社を信用できるのか知りたい時は、そのサイトに「人格」を感じるか?を一つの目安にしても良いと思います。
人格を感じるほど、サイトの完成度を高めているのであれば、その会社は、今の時代における企業サイトの重要性をしっかり理解し、さらにそれを構築するだけの実行力がある、ということになります。
繰り返しますが、これはテキストのレベルが高いとか、デザインが優れてるという意味ではありません。
いつの時代のサイトだよ!と突っ込みたくなるようなサイトでも、
読んでると、何かほっこりすると感じたことありませんか?
下手くそなバナーも、むしろ愛らしく思ったり。
それは、そのサイトが、企業の人格をしっかり体現できているからです。
企業サイトの果たすべき一番の役割とは、ユーザーに対して、「お付き合いして良い会社」だと思ってもらうことです。
イケメンだったり、美女だったり、スキルに優れていれば、人はすぐ信頼されるか?という問いと同じですね。
決まった正解はないので、難しい所ですが、WEBの仕事に携わる人間として、常に意識していきたいと思います。
良いブログも、そこに「人格」が現れる
企業サイトもそうですが、良い「ブログ」も、人格があらわれることが条件のように思います。
プロフィールに写真があれば、人格を感じる、というものでもありません。
たとえ、ブタのイラストでも、ああ、このブログを書いている人は、こういう人なんだ、と感じることはありますよね。
私も自分でブログを始めて分かりましが、良いブログ、人気なブログは、人間性がとても強く出ているなと感じました。
結局、人と人との付き合いと同じなんですよね。
性格もよく分からない人とは、中々深い関係にはなれないし、毎日話したいとは思わないでしょう。
良いブログは、どれも、語り口が自然です。
読んでいて、違和感がない、というか、ひっかかる感じがないんですね。
もうイチローの素振りのように、自分のフォームとしてそれが定着しているのでしょう。
私のように、まだ慣れてない人のブログは、肩に力が入ってるというか、なんかちぐはぐなんですよね。記事ごとに口調やトーンが違ってしまっています。
リアルでも、緊張していると、うまくしゃべれず、どもったりすることは、よくありますよね。まさにあんな感じです。
だから、読んでいると、違和感がぬぐえず、結局、「なんとなくこの人とはフィーリングが合わない」となり、離脱してしまうんですね。
まぁ、私のブログはそもそも読まれてないですけど。(笑)
一朝一夕では身に付かない。自然な語り口を、これから学習していきたい。
これは、正直、経験のなせる業で、一朝一夕に身に付くものではないのでしょう。
なので、私はとりあえず、1年間は毎日ブログを更新していきたいと思います。
そして、自分の文体が、どれだけ成長できるか、自然な語り口にして、私という人格を、ブログで体現できるようになってきているか、を知りたいと思います。
なので、クオリティを高めることはあまり求めません。当初の予定通り、20%の完成度で記事はあげていくつもりです。1時間半で終わらなければ、10%の完成度だろうとアップします。
私はなまけものなので、今までの経験上、毎日継続するためには、とにかく質にこだわりすぎないことが重要と感じています。
よし、今回は50分くらいでいけました。できれば毎日1時間を切れるようにしたいですね。
毎日続け、いつか、この人の話をまた聞きたい、と思ってもらえるような、ブログにできるよう、頑張りたいと思います。