就職する学生が一番知りたい?社会人の残業時間
こんにちは、さぼてんです。先日、これから就職する若者向けに、
地方の中小企業で働くWEB担の給料はどれくらいか?という記事を書きました。
母校で学生相手に講師をしたことがありますが、学生が気にするのは、
「給料」「残業時間」
この2つが圧倒的に多かったように思います。
まぁ私の時も、本音を言えばそうだったので、あまり変わらないですね。
もちろん「やりがい」を一番重視する若者も増えてますが、まだ全体から見れば少数派なので。
なので、今回は残業時間と仕事内容に触れたいと思います。
あくまで私という個人の一例なので、参考程度にお願いします。
私の場合は、1日1時間厳守(働き方改革以降)
まず、残業時間についてですが、私の場合、「1日1時間」です。
以前は、残業代が出るのが1時間だけで、あとはサービス残業でしたが
春からの働き方改革で、実働もキッチリ1時間を厳守するように会社から指示がありました。
なので、最近は残業1時間で退社してます。
仕事は以前より出来なくなりましたけどね。(特に与えられた仕事でなく、自ら売り上げを伸ばそうとする仕事)
諦めてます。
社内の体制は変えずに、個人には残業を減らして、仕事の質は維持しろって言われても、それは無理です。
むしろモチベーションが著しく低下した分、マイナスです。
定時の間は、WEB以外の仕事で忙殺される
1日の仕事内容ですが、ざっくりこんな感じです。
- 7:40 出社。社内の掃除。
- 8:30 朝礼。 メールチェック。
- 9:00~10:00 Yahoo、Googleの広告チェック。広告代理店とオンラインミーティング。
- 10:00~12:00 通販の受注チェック。問い合わせ対応。
- 12:00~13:00 昼食
- 13:00~15:00 サイト編集、更新。オフライン(紙媒体)広告の制作。
- 15:00~17:00 通販の売上分析。CRM施策の検証。
- 17:00~18:00 メールチェック。取引先との調整。
- 18:30 終了
これが、概ね「理想通り」の仕事の流れです。
まぁ大体、この通りいきませんね。
私はWEB担当ですが、実際の所、一日の内、WEBの仕事が占める割合は、せいぜい3割くらい。
あとは、トラブルや突発的な仕事の対応で忙殺されます。
例えば、社内のIT関連トラブル。
- ネットが繋がらなくなった or 急に遅くなった
- 〇〇さんのパソコンが起動しない
- アップデートしてから調子がおかしい
などなど、よくあります。
従業員100人未満の中小企業では、専門の情報システム部門がない会社が殆どなので、
大体、WEB担当など、ITスキルを持つ人間が情シスも兼ねることが多いです。
あとは、私の場合、通販の総括もしているので、
そちらのクレーム対応が多いです。
通販の仕事をしてる方なら分かると思いますが、一定の規模以上であれば、
ユーザーの問い合わせ対応だけで、相当な業務量になります。
配送トラブル(未着、商品破損など)ひとつでも、運送会社とのやり取りや、お客様への連絡、決裁処理など、それなりの作業が発生します。
ウチはまだ専任を置くほどの規模でないのは確かですが、かといって気軽に兼任できるような量ではありません。
本業がおそろかになると、モチベの維持が大変
このようなトラブル対応に追われると、当然、本業のWEBの仕事がおろそかになります。
17:00になればそれも収まるので、以前は、そこからWEBの業務をやることが多かったです。
なので、大体20~21時くらいまで仕事してましたが、昨今の働き方改革でそれも終わりました。
あくまで、私個人の考えとして、
WEBの仕事は好きなので、成果を出すためなら、別に20時でも21時でも気にしません。(社畜だなーと言われそうですが、会社のため、という気持ちは全くなく、自身の成長のためです)
ただし、トラブル対応に追われ、残務で時間に追われ、中途半端にやるWEBの仕事は、正直楽しくありません。
私が会社を辞めて、フリーランスを目指す理由の一つでもあります。
フリーランスなら、仕事の時間は自分で決められるので、いちいち残業規制を気にする必要もないし、働けば働くだけ売上(自身の給料)につながるのが、性に合っていると思いました。
まとめますと、
- 地方のWEB担ですが、1日残業1時間で働いてます。
- ただ、他の業務に追われながらなので、本来のWEBの仕事をやる時間を割けません
- 地方の中小企業でWEB担を狙う人は、様々なWEB以外の業務も頼まれるので、モチベの維持に気を付けよう!
です。参考になれば幸いです。