私の場合、アラフォーで約430万円です
こんにちは、さぼてんです。田舎の中小企業でアラフォーWEB担やってます。
ブログを始めて早二ヶ月。まだ100人くらいですが、少しずつ読者が増えて、嬉しい限りです。
そこでふと、GoogleAnalyticsでユーザー属性を見てみたんですが、
なんと、一番多いのが、25-34歳、だと・・・?
私は内容的に、同年代(40歳前後)が多いと踏んでたんですが、
やっぱWEBは若い人が多いのかな?
せっかくなので、今回はそのあたりの年齢の方が知りたそうな内容にしようと思います。
ぶっちゃけ、田舎の中小企業、給料いくら?という話です。
結論から言いますと、私の場合、勤続15年で、年収430万円です。(前職をあわせると、20年近いキャリア)
どうですか?
「安い」と思いますか?「それなり」と思いますか?
国税庁とか、アンケート会社で、平均年収に関しては、よくニュースや統計が出てますけど。
結構情報がバラバラで、どれが正しいのかよく分からないですよね。
大手と中小でも違うし。業種でも違うし。東京と地方では違うし。
残業代が多い会社もあれば、全く残業がない会社もあるし。
まぁ、あくまで個人的な所感ですが、
一般的な中小企業(従業員数十~200人くらい)で平均すると、
40歳なら、450万~500万くらいが、ちょうど平均ではないか?という印象です。
私はちょっと平均より低いくらいかと。
実際、都会で勤めてる友人には、中々言いにくい金額です。
地元の友人から、高い方だと言われる理由
ところがですね。地元で別の会社にいる友人と話すと、
「お前いい方だよそれ」
とよく言われます。
まぁ確かに福祉関係は低いですね。報道でもよく聞きますが。
あとスーパーとか小売りも低い。アラフォーで、300万円台がゴロゴロいます。
となると、田舎の中小企業でも、WEB担は給料いい方か?と思われるかもしれませんが、
これもちょっとカラクリがあるんですね。
私の場合、年収430万の中で、月25時間ほどの残業代が、50万円を占めています。
一度労基に怒られてから、会社が残業代を出すようになりましたが、それは私を含めた数人だけです。他の事務系は、1時間程度の残業は、全員サビ残です。(工場は違いますが)
なので、もし他の社員と同じ扱いなら、全てサービス残業になり、380万円まで下がります。
さらに、私の場合、かなり特別扱いで、会社の借り上げアパートに家賃タダで住ませてもらってますが、
その住宅手当が、給与に入れられています。(そしてよく分からない科目の控除で、同じ金額がマイナスされてます)
おそらく、あくまで就業規則の範囲内で特別扱いにするための配慮だと思いますが、
そのため、年収の内、30万くらいは実際は手元に来ない手当がカウントされてます。(控除で-30万されるので、結局プラマイゼロ)
なので、私が特別扱いの社員でなければ、80万円引いて、年収は実質350万円ということになります。
なので、本来は地元の友人と大差ない年収というわけです。
WEB担当は田舎で貴重なので、特別扱いされやすい
まぁ残業代は実際にもらえているのだから、少しこじつけですが、
ようするに、
- 田舎の中小企業だと、40歳で年収300~400万はザラにいる。
- それはWEB担当でも変わらない
- ただ、WEB担当は社内で貴重な存在なので、残業代や手当が出やすい
というのが、私のまとめです。
あくまで一業界の、一個人の意見なので、その程度の参考に留めてください。
また、最近の若い方は、高い給料を求めるよりも、やりがいや、労働時間の方を圧倒的に気にすると聞きます。
私自身、新卒で就職したときも、正直そういう考えだったので、まったく不思議に思いません。
むしろ、やっと時代が追い付いたか(笑)くらいの印象です。
ただそれでも、最初から田舎の中小企業を狙うのはお勧めできません。
特にWEB関係であれば。
都会へ就職が嫌なら、スタートアップでスキル磨きもお勧め
今、私がいる会社もですが、地方の中小企業は若いデジタル人材を死ぬほど欲しがっています。
なので、専門学校や工業高校、高専を卒業する人は、今後、想像以上に好待遇で、迎えられるのではないかと思います。
ですが、田舎の中小の経営者には、デジタルをビジネスに生かす視点、知識が、正直全く足りてません。
世間が、デジタルを導入しないとヤバいと誘導してるから、焦ってるだけで、具体的に社内で、その人材をどう活かすか、という絵が描けてません。
そんな環境では、無意味な仕事で時間を忙殺され、使い潰される未来が目に見えてます。
さらに、自身のスキルも向上しません。
私は、最終的に地元に帰るつもりでも、ITで生きていきたいなら、最初の数年は、東京の会社に勤めるのを勧めます。
もし難しいなら、地元のスタートアップ企業を探してみましょう。
意外と、東京のIT最前線で働いていた優秀な人材が、地元で起業しているパターンもあります。
そういう方は、非常に高度なスキルとビジネスセンスを持ち、さらに都会の企業と人脈を既にもっているので、学べることが沢山あります。
どうしても都会に出るのが嫌な人には、地元のスタートアップへの就職、お勧めですよ。