セミナーでうるさい人への対策法

人生観・仕事観

本日は出張で、セミナーへの出席だった。

もう2ヶ月後には辞めるのに、わざわざ会社が出張費を出してまで出席するのは、少し気がねしたのだが、参加条件の資格持ちが、社内に私しかいないので、仕方がない。

私としては、資格は辞めた後も継続されるので、当然、断る理由もない。

G20で盛り上がる関西への出張だったが、神戸は特に影響はないようだ。物々しい雰囲気はかけらも見られない。

さて、セミナーはいつものように、つつがなく終わったのだが、私のすぐ後ろの席にいたオバサン2人が、中々の難物だった。

最初のセミナーは、興味のない内容だったのだろう。静かだったのだが、

二度目のほうは、食事や栄養に関してのセミナーで、めちゃめちゃ食いついてきた。

なぜ分かるかというと、二人して、ことあるごとに、

「うんうん、分かる!」

「それある!」

「えっ、違くない?」

「いやー私は食べないわ」「ねー」「ねー」

と声を上げるのである。しかも、それなりの声で。

私も、相槌はしょっちゅう打つし、

心が動いたときは、

「そうだよな・・・」

とボソッとつぶやいたりはするが、

こんなに周りを気にせず、JKのようにリアクションする人たちには、おそらく初めて出会った。

人生でセミナーに参加した回数は、おそらく100回は優に超えてるので、遭遇確率1%以下のレアキャラである。いらねー。

まぁこのレベルの人はともかく、セミナーで気にかかる人いうのは、大なり小なりどこにでもいるものだ。

その一挙一動にイライラしても、しょうがない。

私の場合、以下の対策をとっている。

①居眠り防止に役立っていると考える

セミナーとは睡魔との闘いである。今日は、司会の人さえ、自分の番でないときは、ウツラウツラと舟をこいでいた。

よほど興味を惹かれる内容でなければ、集中して聞き続けることは難しい。しかし、大抵のセミナーは、会社の代表として参加しているはずだ。居眠りに抵抗感がある人は多いだろうし、なにより、報告書でまとめなくてはならない。

そんなとき、周りにイラつく人がいた。これはチャンスである。なぜなら、怒りが睡魔を撃退してくれるからだ。むしろ重要なことを聞き逃してしまうのを助けに来た使者である、そう考えるとよい。(多少言い過ぎか)

②ブログのネタになると考える

今日まさに実践しているが、セミナーで非常識な行動をとる人、というのはネタである。うるさい、臭い、個人情報に触れない範囲なら、何でもよい。

いいネタができた、と思えばいいのだ。

私もブログをやりだして思ったが、たとえ良くないことが起きても、「これはブログのネタになったな・・・」と思うと、意外とポジティブになれるものである。

漫画家とか芸人もそうらしい。

そんな才能がない凡人には、ブログは大変おすすめである。なんでも「ネタになった」で片づける思考能力がつくからだ。

人間、それなりに年齢を重ねれば、起きたときは最悪だと思っても、知らないうちにスクッと立ち上がるものである。

悲劇の主人公振るのは、せいぜい24歳くらいまでで充分だろう。(当社比)

なら、頭を悩ませるだけ損である。

イラッとしたり、ズーンと落ち込んだら、次は顔を上げて、ネタができた!と切り替えよう。

そのくらいじゃないと、人生はつらいものだと思う。