Google広告認定試験に合格して感じたこと

WEBの仕事話

先月、Yahooプロモーション広告認定試験に合格したことをブログに書いたが、今回はGoogleの広告認定試験に合格した。Yahooの時の記事はこちら。

フリーランスになる前にとっておきたい資格の2つだったので、予定通り取得できて、少し肩の荷がおりた。

資格については、色々な意見があるだろうが、少なくとも、会社という看板に頼れないフリーランスにとって、少しでも信用を得るためには欠かせないものだと思っている。

Yahooについては、以前の記事に書いたので、今回はGoogleの試験を受けた感想を記しておく。

●難易度

Googleの試験はYahooと違い、「検索広告」「ディスプレイ広告」「動画広告」「モバイル広告」など、いくつかの分野に分かれており、それぞれ取得することになる。(Yahooはプロフェッショナル広告1種のみ)

私は基本となる「検索広告」「ディスプレイ広告」の2つだけ取得したので、他の試験は分からない。その2つを中心にコメントする。

まず難易度については、圧倒的にGoogleの方が合格しやすい。それは、以下の理由である。

①試験を自宅PCで無料で受けられる(Yahooは試験会場でしか受けれず、7000円強かかる)

②不合格でも24時間経過すれば何回でも受けられる

③問題自体もYahooより簡単(Yahooは嫌らしい問題や、細かい仕様を問う暗記問題が多い)

④ネットに過去問が大量にある(Yahooは過去問が殆どない。対策が難しい)

順に解説する。

まず、①と②については、読んだままである。Yahooは受験のたびに7000円以上の費用がかかるのが、やはり痛い。それだけ真剣になる、ともいえるが、実際受けたイメージでいうと、Yahooはちょっと本気だす、くらいでは合格するのが難しい。(経験豊富な人でも、仕様の細かい数値は中々覚えてないと思う)。ガチで勉強しないと受からない。

Googleは24時間経過したら、またチャレンジできるので、ぶっちゃけ何回もコンテニューすればいつか受かる。さらに後述するが、2回目はほぼ100%合格する方法もある。

③については、あくまで私見になるが、Yahooよりは明らかに問題が簡単だと思う。というか、問題が適当・・・というのだろうか。同じような問題もたまにあるし、AIが作ってるのか?と思うほどだ。

あえていうなら、元が英語だからか、少し怪しい日本語になっている問いがあり、なんて答えるのが正解か、判断するのが難しい問題がある。

とはいえ、基本的に80%。100問中80問正解すれば合格なので、ラインはそこまで厳しくない。Yahooの場合、1000点中860点がラインだが、問題による配点差が大きく、実質90%以上の正答率が必要になる。Yahooの中の人がいっていたが、合格率3割というのも頷ける難易度である。

そして、あまり大きな声でいいにくいのだが・・・。Googleは過去問がネットで普通に見つかる。むろん解答もだ。

ついでにいえば、Yahooと違い、Googleは再試験を受けても、殆ど問題が変わらない。なので、ぶつちゃけ過去問を一度やって、正解を完璧に覚えれば、間違いなく合格できる。

さらに、さらにいえば。ブラウザの違うタブで、過去問を見ながら受験することも容易である。なので、「合格」という称号が欲しいだけなら、無勉強のド素人でも、合格は可能だと思う。

私は、フリーランスの肩書の一つにするつもりなので、そんな無意味なことはしないが、Google試験は、残念ながら、プレイヤーの実力を証明するとはいえない資格だな、と感じた。

Yahoo試験の方は、少なくとも、ある程度勉強しないと受からないので、実力の証明とまではいえなくても、その真剣度は読み取れると思う。

Google試験は、自分の実力を測れたというより、そんな実態を身をもって知ることができた。そんな試験であった。

お勧めするかしないか、でいえば、大半の人はカンニングし放題という裏の事情はご存じないので、Googleの看板を借りるためにも、間違いなく取得した方が良い。その際は、できればズルをせず、自力で合格することをお勧めする。