というタイトルで書こうと思ったのだが、今日一日、ネットの阿鼻叫喚を見ていると、全落ちがデフォみたいなので、何も珍しくない話になってしまった。残念。
とはいえ、やはりショックである。
勿論、落ちる可能性の方が圧倒的に高いとは分かっていた。
国内だけで750万数ほどの応募があったらしい。会場のキャパを考えても、倍率は、数十倍～数百倍と予想できる。そこに、海外勢が加わるのだから、推して知るべし。ドラクエ5でいえば、はぐれメタルが一発で起き上がる確率に近いものがある。
しかも、私の狙いは、超人気種目の「テニス」。錦織圭や大阪なおみが、メダルをとって喜ぶところを、一緒に分かち合いたい、と考えるのは、一テニスファンであれば、だれもが夢見るところだ。
私の場合、勿論、日本勢が見れれば最高だが、そうでなくても、ビッグ4。つまり、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー（復活したら）、のいずれか一人を見ることが出来れば、全然惜しくないと思い、全日程を申し込んだ。（ここからテニスに興味ない人はつまらないと思う。済みません）
全部で30万円くらいだったとおもう。全て当選したら少しキツイが、おそらく一生に一度なわけだし、来年は、まだフリーランス生活1年目で自由も効くだろう、という打算あってのことだった。
しかし、現実は非常。余裕の全落ちだった。
今後、先着販売や東京の店舗で直販が予定されているらしいが、正直、今回の勢いを見る限り、望みは薄いだろう。
どうしたものだろうか・・・。
そこで、改めて、「私は何を実現したいのか」を考えてみた。
私の希望を箇条書きをすると、
・テニスのトッププロの試合を生で見たい（できればビッグ4の誰か一人）
・運が良ければ、でいいので、錦織圭を生で見たい
・別に五輪でなくても良い（日の丸を背負った戦いに限定しなくて良い）
・今年９月ごろからフリーの立場（10月退職で、それまで有給消化）なので、その時間で、普段やれなかったことをしたい！
となるので、
こうまとめて見ると、「別にオリンピックでなくてよくね？」という結論になった。
テニスに詳しくない人は、ここから放置になるが、
トッププロのプレーを間近で見たいだけなら、海外のマスターズ以上の試合を見に行けば良い。
コスト的にベストなのは、「上海マスターズ」である。
ビッグ4の誰かは必ず出るし、準々決勝以上なら、かなりの確率で、試合をみることが出来るはず。
さらに、同じアジアなので、コスト的にもお手頃。調べた限り、トータル10万円くらいで、見に行くことも可能だ。
海外は嫌だというなら、同じ時期の楽天オープンを狙えば良い。ビッグ4を見れる確率はほぼゼロになるが、その分、錦織圭を含む、日本勢を見れる確率が上がる。さらに、ビッグ4にこだわらなければ、トップ10プロも、それなりに来る。個人的には、ステファノス＝チチパスが見たい。
とりあえず、上海マスターズの詳細をもう少し調べて、問題なさそうなら、もうチケットを手配してしまおう。今後、海外のことを意識するためにも、改めて、世界第２位の国の現状に触れておくことは、色々な面でプラスがありそうだしね。
とりとめのない記事になってしまったが、オリンピックのチケットに落選した人へ。
おそらく先行販売も今回以上に狭き門になる可能性が高い。なら、「自分は五輪でなにをしたかったか」を考えて、同じ程度のコストで、一度海外にいけば実現できることなら、ある意味、「五輪に当選していた」と考えて、ほかの方法を検討してみるのも、ありではないか。
そう思った、敗者の弁である。
