ペットの価値と人の価値

人生観・仕事観

今日はくだらない話を書く。いつもくだらない、というのは、この際置いて欲しい。

今日、同僚のとある発言を聞いて、思ったことがある。

ペットは家族同然。どことも知れない他人の命よりも、それは重い。

そうい価値観があることは、まあわかる。

ただ、個人的指標でいえば、

最近、生き物を虐待した犯人の報道が相次いでいるらしいが、そういうニュースを見て、

「猫を殺す人なんて最悪。死刑になればいいのに」

と本気でいう人たちを見ると、少し、うーむと首をかしげてしまう。

これはネットの反応、とかではなく、リアルに会社にいる人達の世間話での発言である。しかも、つい出た一言、とかではなく、そのあとも、ペット虐待男は死すべし、というトークで、延々盛り上がっていた。

そういう残虐志向がある人間は、やがて人間にも手を出す、ということを危惧するなら、分からんでもない。

ただ、話を聞く限りだと、どうも本気で、ペットの命>クズの命、そう思っているようだ。

私がうーむ、と思うのは、そういう価値観があることは否定しないが、少なくとも成熟した大人(40歳以上)が、ペット>人命という発言を、いささかの躊躇もなく公言することは、果たしてどうなのだろう、と気になったからである。

なぜなら、彼女たちにとって、命の価値とは、

・可愛いかどうか

・自分の世界の住人かどうか

という物差しだけで、判定されていると感じるからだ。

私もピュアな少年ではないので、無職一人よりも、ペットのワンちゃんのほうが一万倍大事、という人が、主に富裕層を中心に世の中にいるのは知っている。

だが、そういう立場の人間は、本音ではそう思っていても、わざわざ公言したりはしない。そんな発言をすることのデメリットもよく知ってるからだ。

だが、それを躊躇なく公言する人間が増え、仮に政治にも影響してくるとしたら、それは中々に恐ろしいことでないかな、と心配になった。

海外の事情はどうなのだろう。

もし、海外で先行例がつくられたら、今の日本だと票固めのために、それにのっかる人たちが出ないか、少し心配である。

飲み会でしこたま飲んだ後だと、自分でも何を書いてるかわからない駄文になった。

まぁこのグダグダっぷりも自身の良い記録である。

では。