酒好きだからといって、酒に詳しいわけじゃないんだぞ

人生観・仕事観

毎日焼酎3杯を続けて18年。ついに体を壊す。

こんにんちは、さぼてんです。皆さん、お酒好きですか?

私は「大好き」です。少し前までは、毎日、焼酎3杯は必ず飲んでました。

最近は、お酒を飲む人が減ってるそうです。

いいことですね!

酒は体を壊す!ダメ絶対!

私は、18年ほど、ほぼ毎日晩酌していましたが、γ-GTPという肝機能数値が、めでたく300を超えまして、(ちなみに基準値は約50)

ここでやめとめば良かったんですが、

よし!なら一日2杯にしよう!

として、1年続けたところ、200までしか下がらず(これもやばい数値)

うーん、薄い2杯にしよう!

としましたが、当たり前のように、200をしっかり維持し、

このままだとホンマに死ぬで!

と、周りから散々脅されたので、昨年4月から、「節酒」を断行しました。

どれだけ往生際悪いんだって感じですね。

「節酒」は効果絶大!元気も戻り、体重も半年で7kg減!

ちなみに私の節酒ルールは、

  • 家では飲まない。酒を置かない。
  • 飲み会に誘われた時だけ飲む。

という感じです。

飲み会なんて、2~3カ月に1回くらいなので、これならいいよねとやってみましたが、

意外にも、約1年、しっかり続いています。いやー、凄い健康になりましたよ。

体重も7kgくらい落ちましたし!食生活全然変えてないのに。

体重が気になって、毎日酒飲んでる人。試しに半年、酒やめてみて!絶対痩せるから!

まぁ最初はなかなか大変な時もありましたが・・・。その辺は、長くなりそうなので、また別記事で書ければと思います。

酒好きは、酒に詳しいという誤解

さて、話がそれました。

酒好きは、酒に詳しいと思われる?という今回のテーマです。

ちなみに、これは、

あまり酒を飲まない人(特に女性)から、よく言われることです。

私は食品会社に勤めているので、たまーに、新商品の試食に参加することがあります。

そこで、いわゆる酒飲みをターゲットにした商品があったりすると、私の酒好きは有名なので、

ぜひ意見を聞きたいです!

と言ってこられるんですね。

いやね。ぶっちゃけ酒なんて、

酔えて、コスパ良くて、次の日残らなければ、

何でもいいんですよ。

ペット好きな人は、ペットに詳しいでしょう。

スイーツ大好きな人は、スイーツに詳しいと思います。

でもね、酒は、かなり多くの人が、

酔ってストレス解消すること

を一番望んでいるのであり、別に毎日飲んでるからって詳しいわけじゃないんですよ。

むしろ、たまーに嗜んでいる人の方が、酒に詳しいイメージありますよ。

そういう人は、ストレス解消だけが目的じゃなくて、味わいを求めてるでしょうからね。

利き酒の大会に出てたり、普段から舌を鈍らせたくないため、化学調味料を控えている人とかもいますもんね。

そういう人に聞いて!

私は「缶つま」とかも興味ないし!

いや流行ってたから、何個か食べましたよ。

んーーーー。味オンチな私レベルの舌では、

まぁ缶詰にしては頑張った方じゃね?

というくらいしか感想でませんでした。

どう考えても、スーパーで半額の刺身買って帰るか、たこわさでも食った方が旨い。ビールなら、ウインナーゆでて、マスタードでもつければいいし。どれも、別に手間かかんないよ。

そもそも、つまみを保存食にする必要ないしね。というか、缶詰めをわざわざ日常的に食べる意味が分からん。今でもまだ売れてるんでしょうか?

「試食」は身内で済ますのやめよう!モニターにかけるコストを惜しむな!

さて、このような私にも、試食役を期待されるのが、結局のところ、酒を飲む人自体が減ってるので、社内でも頼める人がいない。というのが理由なんでしょう。

じゃあ、なんでそんな商品作るんだといわれそうですが、

万人に受ける商品なんて作っても、中小企業は資本力のある大手にかなわないので、ターゲットを絞ったニッチな戦略が必要なんですよ。

酒飲みは、一緒に色々買うので、客単価向上も期待できるしね。

ただ、どう考えても、私はターゲットから外れているので、役には立てないと思いますね。

社内にいないなら、やっぱりモニターしかないですよ。どうして、中小企業はそこにコストをかけず、なんでも身内に頼るのか。

いいにくいでしょ?まずいって?

まぁ、ズケズケ言う人いますけど!

でも、遠慮する人もいるでしょ。結局、データとしてバイアスかかりすぎて信頼性に欠ける。

食品のアンケートは絶対社内でやるべきじゃない。特に規模の小さい中小企業はね。

私のいる会社も、後数年で、トップが二代目に変わると思うので、調査にコストをかけることを惜しまない経営者になってくれることを祈るばかりです。