セミリタイア目指すなら、地方のWEB担をお勧めする理由

会社やめるまでの軌跡

着実に増えている「セミリタイア」希望者

こんにちは、さぼてんです。流行ってますね、「セミリタイア」

Googleトレンド 「セミリタイア」の推移

これより前のデータも見たんですが、明らかに増えるようになったのは、2013年からですね。

何かありましったけ?(適当)

まぁ、国は「高齢者でも働きやすい社会を!」とか言って、

年金を払いたくないがために、一部の例外をマスコミで紹介して、煽ってますけど、

データで見れば、一目瞭然。これが答えです。

早く引退したいんですよ、皆さん。

かくゆう私も、50~55歳くらいのセミリタイヤを目指していますが。

えっ、遅い?

金がないんですよ。(涙)

何とか、フリーランスになっても、もうちょっと稼がないと、流石に将来安心できません。

仕事がつらく、投資も怖いなら、田舎のWEB担がおすすめ!

さて、セミリタイヤを目指している人は、

仕事が死ぬほどつらくても、貯金のために頑張ったり、投資で資産を増やしたりしてるケースが多いと思います。

でも、いくら目標があるとはいえ、

仕事のストレスで体を壊したり、投資の失敗で大きなリスクを抱えたり、ってこともあると思うと、正直心配ですよね。

そんなとき、いい選択肢があります。それは、田舎でWEB担当になることです。

田舎のWEB担には以下のメリットがあります。

  • WEBのできる人材が全くいないので、簡単に転職できる。
  • 高い技術がなくても、周りがそれ以上に低いので、イニシアチブをとって仕事が出来る。
  • 社内では貴重な人材なので、(地方の割に)好待遇を受けられる。

全て、私の実体験から感じたことです。

順にご説明します。

WEBのできる人材がいないので、簡単に入社できる

システム系の会社を除けば、地方の中小企業で、WEB担が2人以上いる会社は、非常に少ない印象です。

特に、都会で高いレベルの仕事を経験している人はほぼ見かけず、いても起業しているパターンが大半です。

経営者もバカではないので、社内にWEBの分かる人間が一人しかいない状況が、危険であることは承知しています。

なので、「WEBができる」とアピールすれば、どこでも転職は難しくないでしょう。

高い技術がなくても、貴重な人材になれる

これは私がそうなので、確信をもっていえます。(笑い)

  • HTMLをいじって、テキストや画像を差し替えできる。
  • CSSはほぼ分からなくても、位置や色はどこを変えればよいか、多少分かる。
  • WordPressの基礎操作ができる。(投稿、編集できればOK)

これだけできれば、十分WEB担できます。

ウチは社員が80人いますが、上記が出来るの私しかいません

正直、ズブの素人でも、3か月くらい勉強すれば、この程度はすぐ身につきます。

ですが、田舎では、WEBの技術を積極的に習得しようとしてる人は、非常に少ないと感じます。だから狙い目なんですね。

周りが分からない人だらけなので、かなりの部分を自分の裁量で進めることが可能です。

地方の割に、好待遇を受けられる

地方のWEB担当は、周りに比べると、比較的良い給料をもらえます。

田舎では、役職だけで給料が決まらないのは、よくある話ですが、厳密な能力査定が行われているわけでもないので、(そもそも、WEBを評価できる人が社内にいない)

社長が気にいるかどうか、だけで、給料が決まることも少なくありません。

そうなると、やはり貴重な人材であるWEB担当は、給料が高くなることが多いです。

ちなみに夢を見たらいけないので、念押ししますが、

あくまで!地方にしては!

ですよ?

具体的には、周りの同世代より、100万くらい高い印象です。

そのくらい、田舎の中小企業は、平均給与が低いので。

ただ、田舎は生活費が安いとはいいませんが、周りに誘惑が少ないので、無駄にお金を使う機会も少なく、貯金はしやすいです。

そこまで節約頑張らなくても、30代で、年150万くらい貯金するのは難しくないと思います。

つまり、7~8年で、1000万以上貯められるということです。

どうですか?セミリタイアに向いてると思いませんか?

仕事も激務じゃないですよ?

少なくとも私は19時には終わりますし。帰ろうと思えば、18時に帰ることも可能です。

全て自分の裁量で決められます。

成長はないので、できれば「都会」で経験を積んでから

さて、ここまでいいこと尽くめでしたが、田舎のWEB担のデメリットもお伝えします。

まぁ、私が会社辞める理由が、まんまそれなんですが。

それは「自身の成長が止まる」ことです。

先ほど、申し上げた通り、周りにWEBを分かる人間がいないので、自由に仕事できる代わりに、新しい知識を得られる機会が、著しく減ります。

地方では、セミナーや勉強会も、ほとんどありません。

勿論、個人として勉強は可能ですが・・・。やはりアウトプットできないと、中々身につかないんですよね。

社内にWEBを分かる人がいないと、評価されても、

「えっ、そこ?それは別に凄くないのだが…」

という事が山ほどあり、孤独感に苛まされ、やりがいを感じなくなってきます。

社内を変えようとしても、理解者が非常に少ないので、精神的なつらさが半端ないです。

なので、地方のWEB担を目指すのは、

  • 既に都会で高いレベルの仕事を経験しており
  • 仕事に対しては、もう情熱をもたず、給料だけもらえればよい

という人が、

セミリタイヤを目指して、そこそこの給料で過ごすのが、良い選択肢だと思います。

経営者はこんな人材が入ってくる可能性を頭にいれ、WEBができる、というだけで、有用な人材と判断せず、冷静に人を評価する視点と、会社の受け入れ体制を見直す姿勢を、持って欲しいと願っています。