年収400万で、毎年200万貯める方法

人生観・仕事観

実に「ブログ」っぽいタイトルになってしまった。

いつも駄文を垂れ流してるだけの本ブログだが、たまには誰かの役に立ちそうなことも、書いてみようかと思う。今回は節約についてだ。

私の年収は約400万円だが、ここのところ、毎年、200万/年のペースで貯金できている。もっと早くからしておけば、今頃、余裕で投資できる金額が溜まっていたのだが、残念ながら、まともに貯金を始めたのは、30代中盤からなので、実際の所、まだまだだ。

さらにいえば、退職するので、一気に収入が減ることになる。しかし、フリーランスになってからでも、節約は大事。むしろ重要度が上がるので、引き続き、今の生活ペースを続けていきたい。

実際の所、今の時代だと、いわゆる「禁欲」をしなくても、充分、実のある生活をしながら、収入の半分を貯金することは可能だ。ただ、いくつか条件があるので、備忘録としてまとめておきたい。

まず重要なポイントが2つある。

①家賃を極力抑える

一番の固定費である「家賃」をいかに抑えるか。ここに全てがかかっているといって過言ではない。なお、私は家賃ゼロ円。全て会社負担である。これだけで貯金が月5万は変わってくる。

なお、中小企業の場合、貴重なWEB担当者は特別待遇を狙える可能性がある。交渉は難しいかもしれないが、多少強気で聞いてみてもいいかもしれない。それくらい、地方の中小企業では、デジタル人材が不足している。

もっとも東京の事情は分からない。そんな条件ないよ、というなら、田舎に住もう。衣食に関しては都会有利かもしれないが、家賃は間違いなく田舎の方が安い。

②外食はしない

次は食事。自炊にすることで、1日の食費を500円以内に抑えることが可能だ。私の場合、麻婆豆腐、焼きそば、シチュー、カレー、お好み焼き、スパゲティ、そば、うどん、のローテーションで生きている。納豆も常に常備。昼は、ドラッグストアやスーパーで、前日夜に購入した半額の弁当で済ませる。

外食を完全に無くすと、月3万以上は浮く。私も以前は、3日に一度はラーメンを食べに行っていた。だが、正直、いくらうまいとはいえ、味の分かり切ったラーメンを、何回も食べるのは、いつも勿体ない気がしていた。トッピング盛ると千円はいくしね。冷静に考えると高すぎる。

どうしても欲しくなったら、月2回くらいはOKだろう。外食なんて本来そのくらいでいいはずだ。

最近は働き方改革で、早く帰れるようになった人も多いはず。その時間、有効活用しない手はない。

以上、この二つだけで、月8万は節約できる。つまり、年間100万だ。

残りの100万は、細かい節約の積み重ねで達成できる。これは人によるので一概にいえないが、私がしているのは、以下のような感じ。

・ソシャゲの課金を辞める(一番の害悪)

・アマプラ、ネトフリ、kindleUnlimitedmなどを契約して、動画鑑賞、読書を趣味にする。

・車は必要最低限しか乗らない。ガス代を常に計算して、コスパに合うか考える。また、必ず軽自動車に乗る。

・保険に無駄がないか見直す。(生保、車合わせて、月1万以内にする)

・ドラッグストアを活用する。

・セールには基本行かない。(セールは余計なものを買うだけ。いかない方が節約になる。)

・飲み会は月1回まで。あとは断る。

などなど。

これらをかき集めると、さらに月8万くらい節約が可能になる。

ぜひ貯金できないで悩んでいる人は、数カ月、これらを実践してみて欲しい。毎月16万くらい貯金が増えていく生活を一度体験したら、きっと癖になるはずだ。ドラクエのレベル上げが好きな人にはお勧めである。

なお、今回のネタを書こうと思ったきっかけは、今日、会社で女子社員の世間話を小耳にはさんでのことだ。

ウチには現在、ベトナムからの技能実習生が数名働いているのだが、彼女たちが、3年で300万円貯金しようとしていると聞いて、「すごーい」と驚いたらしい。

えっ。何が凄いの、と思ったのだが、余計な口を挟むと碌なことにならないので、静観。

どうやら、彼女たちにとっては、1年で100万円貯められる人間は、「凄い人」になるようだ。

ではどのくらいなら貯金できているのか、というと、その額は言わなかったが、会話の端々からすると、ほぼ貯金はできてない感じである。

なるほど。貯金が全くできない人からすると、1年で100万貯金は「凄い」のだろう。

何となく、ここで意識の格差を感じた。良い、悪いの話ではない。

貯金ゼロでも楽しく生きれるなら、私はそれでいいと思う。人それぞれだ。

私は、今後できるかぎり無理せず生きていきたいので、楽に貯金ができる時代の内に稼いでおきたいと思う。

年金なんぞに頼るより、こっちの方がはるかに確実である。全て自分次第なのだから。