ある程度、年配の方にとって、「日に3回食事をとる」のは、絶対的なルールだろう。
軽めでも何かお腹にいれときなさい、というのは、よく聞くセリフだ。
その気遣いがありがたい、というのは、その通りとして、一応、自分なりの意見を書いておきたい。
なぜ、WEBマーケターの私が、こんな記事を書くかというと、
・一応、食品会社で10年以上キャリアがあり、「食品保健指導士」の資格持ち
・たんに思い付き
以上である。
というか、開設した当初は、今までのキャリアを生かすために、「健康とWEBの情報発信をするブログ」として始めたのだ。
しかし、多少書いてみたが、YMYL的な意味で、よく分からない人間が書く、健康関連の記事なぞ、Googleさんが評価してくれない。
そして、独立への不安、退職関連のトラブルが募るにつれ、私の心を反映するかのごとく、ブラック企業ネタや、「こんな組織はダメだ」というネタばかりになり、
結果、そういったネガティブワードで、上位がとれるようになってしまったので、健康関連の更新など、ハタとやめてしまった、という流れである。
しかし、せっかく今まで経験してきた知識だし、たまにアウトプットしとかないと忘れるので、今日は書いてみようと思った次第である。
前置きが長くなった。
結論からいえば、
- 大半の人や、未成年には、「1日3回」の食事が正解。
- 成人なら、好きしたらよい
である。
以下、詳細をのべる。
まず、なぜ「1日3回」食事をとった方がよいか、だが、「ダイエット」という視点を入れると、ややこしくなるので、あくまで「健康面」だけで書く。
これについては、単純に、食事間隔の問題で、
しばらく栄養を摂ってない状態で、急に食事をとると、血糖値が上昇する。血圧も上がる。
つまり、血流が強くなる。
血管をホースに例えればよい。
水の勢いが強ければ、それだけホースに負担がかかる。それが何年も続くと、ホースが固くなったり、破けやすくなる。
それが「動脈硬化」である。
なので、食事の間隔は空けない方がいいし、そのためには、適度な量の食事を、日に3回とるのが、一番「分かりやすい」。
ので、自分で判断のつかない未成年や、色々考えるのが面倒な人には、とりあえず「日に3回」食事をとるのを勧めることは間違っていない。
では、全ての場合でもそうなのか、というと、そうでもない。
自分に合っていると思ったら、1日2回だろうと、1回だろうと、いいと思う。
正直、これをいうと、「そんなことはない!」「一日3回は絶対だ!」と、一日3回教の人がさわぐので、あまり面と向かってはいわないのだが、
自分なりに、研究者や、著名な大学の先生と話したりして、出した結論だ。
そもそも、組織に属した人間や、自分の研究分野がある人間は、それに有利な見解を示すのが当然であり、フラットな意見など、聞きようがない。
ある程度、信頼がおけそうな意見をチョイスし、自分で論文を見たりなどして、自分だけの結論を各自で出せばよい。
根拠としては、まず、健康に害のある原因として、「急激な血糖値や、血圧の上昇」が原因であり、「1日3回食べないこと」が原因ではないことだ。
なので、急激な数値変動を抑える方法自体があれば、別に、間隔をあけても問題ないことになる。
これに触れだすと、内容が膨大になるので、申し訳ないが、割愛する。
食べ方、順番、種類。間食の利用。サプリメント。体調調整。
一定のエビデンスありから、いいかげんなものまで、実に多種多様なものがあるので、自分が信じた好きな方法を選べばよい。
あとは、そもそも、「自分の人生を決めるのは、自分」である、ということだ。
食事回数を減らし、仮に、健康を害する確率が5%上がるのだとしても、それより、多くの時間が短縮されることの方が、より自分の人生において有用だと、判断するなら、それでいいじゃないか。そう思うのである。
健康を害する確率は、あくまで確率であり、(しかも根拠があいまい)
食事に使っていた時間を、有効活用できるのは、「確定」の話。
なら、時間を選ぶ人がいても、私は全然おかしくないと思う。
何か得るには、何か失う。残酷だが、真実であり、人生とはそういうルールで成り立っている。
しかし、食事とはコミュニケーションの一つでもある。
私個人としては、絶対的なルールとまでは決めず、時には、相手に合わせても良いかもしれないと、なんとなく思っているが、それも人それぞれ。
自分で選んだ道であれば、後悔はすくない。ライフスタイルくらい、好きに生きましょう。こんな世ですから。
以上。