10年以上、汚部屋に住んだ私が、毎週掃除できるようになった4つのコツ

会社やめてからの人生

私は掃除が嫌いである。

以前は、来客がなければ、数カ月掃除しないことさえザラであった。

1LDKの奥の部屋は、完全に倉庫と化し、Amazonの段ボールと読み終わった書籍が、所狭しと並べられ、まさに地獄絵図。

が、私は全く気にせず、そこにベッドを置き、寝ていた。(正確には、元々は綺麗な寝室で、そこがカオスになったのだが)

そんな私が、今は、

・毎週1回、全部屋、トイレを掃除

・部屋は常に綺麗。来客いつでもカモン

となった。

その秘訣とは?

そういう話である。

その前に、この記事を読んでいる方に問いたい。

一番大事なことだ。

そもそも、あなたは「綺麗な部屋に住みたい」と思っているか?

「いや、実はあんまり・・・」

「これは汚いんじゃない。計算されてるんだ、うんぬんかんぬん」

「そもそも頭のいい人は、部屋汚い傾向にあり、うんぬんかんぬん」

と、講釈を垂れるようなら、

正直、回れ右をして、この先は読まないでいいと思う。

なぜか。

どうせ続かないからだ。

「なぜ、綺麗な部屋に住みたいのか」という動機は、一番大事である。その動機に、継続性がなくてはならない。

分かりやすい理由でいうと、

「彼女(彼氏)が出来たので、部屋を綺麗に保ちたい」

とかである。

これなら、少なくとも破局するまでは、その動機が継続することになる。

長年、汚部屋を良しとした私が、「部屋を綺麗にするぞ!」と息巻いた理由は、

独立したからだ。

しかも、田舎とはいえ、繁華街が徒歩10分の所にあり、飲んだ後、人が泊まりやすくなった。

また、神奈川に姉がいるのだが、年に何回か子供を連れてやってきており、今後は私の家を拠点にしたい、と希望があった。

今後は、フリーなので、いつが繁忙期になるか読めない。

仕事が集中しているときに、焦って掃除しないといけない、なんて状態に追い込まれたくない。

なので、常に綺麗な部屋にしよう、と思ったのである。

よって、私の動機は、少なくとも、独立している間は継続する。

さてさて、偉そうにいって、お前の部屋はどうなんだ?

と問われたら、

・半年間は、毎週欠かさず掃除している(全部屋+トイレ)

と答える。

1か月で辞めたのならアレだが、半年続いているなら、自信をもって良いだろう。

で、繰り返すが、私はほんの一年前まで、全く掃除をせず、ゴミに囲まれてくらしていたような人間である。

動機こそあれ、なぜ、そんな人間が、掃除を毎週できるようになったのか?

前置きが長くなったが、そのコツを話そうと思う。

①引っ越しする(ゼロスタート)

いきなりハードル高っ!と言われるかもしれないが、これくらいの荒療治は必要だ。

そもそも、何年間もろくに掃除をしてない部屋など、もはや手遅れ。

処置不能なレベルの汚れが、いたる所にできているものである。

いくら掃除を頑張った所で、消えないアラが目立つと、

「頑張っても、大して綺麗になってないな」

と、どんどんやる気も薄れ、掃除も適当になっていく。

そして、やっても意味ないな、となり、振出しに戻るのである。

なので、既に部屋が死んでるのなら、引っ越すべき。

一度、リセットボタンを押して、リスタートだ。ついでに断捨離も出来る。

とはいえ、掃除のためだけに引っ越しは、中々やれないだろう。

なので、私のように独立したり、あるいは、何か便利な場所に引っ越す、気分転換も兼ねたらよいかもしれない。

ようは、掃除はあくまでオマケで、引っ越しに別の目的を与えれば、実現性が増すだろう。

残念ながら、賃貸でなく、一戸建ての場合、この手は不可能なので、違う手を考えてみて欲しい。

②「毎週掃除」をスケジュールに組む

私の場合、Googleカレンダーに、毎週月曜、掃除をするように入れている。

基本、徹底するし、どうしてもできなかった場合は、火曜にリスケする。

「出来なかったし、来週その分やればいいや~」

はダメである。

できなかったら、次の日やる。それも出来なかったら、次の日やる。

カレンダーも、必ず動かす。

これが大事。

③掃除機はコードレスを買う

これも、個人的にマストである。

なぜ、掃除が続かないかというと、「面倒」だからだ。

なので、そのハードルを可能な限り下げることが、継続の要となる。

コードがある掃除機は、

・いちいちコードを気にしながら、かける

・部屋を変えるたびに、抜き差し

・階段が面倒

といった辺りが、想像以上に、精神負荷がかかっている。

なので、コードレスは必須だ。

最近はルンバとかもあるが、まだまだ実用性は低い。

私はこれを使っている。

どこのメーカー?と最初は不審だったが、約半年間つかい、もうこいつからは離れられなくなった。相棒といっていい。

こいつの特徴は、

・何と言っても安い(5000円くらい)

・充電がかなり持つ(約40分使用可)

・取り回しが軽く、静音設計

である。

他も大事だが、何と言っても「安い」ことが大事だ。

コードレス掃除機のハードルは、何と言っても高いこと。しかし、その便利さは、実際使ってみないと分からない。

こやつは、安いのに、それなりに使える所が、ポイント高い。

あえていうなら、パワーは、コード付きの掃除機に比べると、いささか劣る。(高級品は違うのだろうか?)

最初はそれが気になったが、慣れると、一通り掃除機をかけた後で、デカいゴミは手でとればいい、と気づいたので、問題なくなった。

掃除機を可能な限り「楽」にすること。これは重要ポイントである。

④トイレ掃除は、キッチンペーパーでふき取る

トイレで面倒なのは、「拭く」作業でないだろうか。専用の雑巾を用意しないといけないし、掃除のたびに捨てるのも、勿体ない。

なので、私は、ブラシでざっと掃除→キッチンペーパーでふき取り

としている。

これなら、そのまま捨てれば良い。

雑巾を洗う手間が省け、 トイレ掃除は3分で終わる。

毎週掃除していれば、大して汚れもついてないので、楽である。

キッチンペーパーがなければ、トイレットペーパーでもOKだ。

これなら、無い、という事はないだろう。

以上、まとめると、

長年の掃除嫌いが、綺麗な部屋に住めるようになるコツは、

  • 引っ越す(ゼロスタート)
  • 掃除をスケジューラーに組み、週内で完結する
  • 掃除機はコードレスにする
  • トイレのふき取りは、雑巾でなくペーパーを使う

の4点である。

大掃除の参考にはならないと思うが、

来年こそ、長年の汚部屋人生に終止符を打ちたい!

と願う方の、参考になれば幸いである。

では。