ipadは、2000円の車載ホルダーとセットで、さらに進化する

WEBの仕事話

こんにちは、さぼてんです。ここでは、私が「これは人生変わる!」「もっと早く知っていれば…」と感動したガジェット、ツールなどを紹介していきます。

きっかけは、車の中で、Kindleの読み聞かせをしたかった。

まず紹介したいのは、

  • ipad(第6世代 9.7インチモデル) ※軽さ、安さがポイント!
  • 車載ホルダー(Arjan 車載ホルダー マグネット式) ※マグネット式がポイント!

です。私は恥ずかしながら、アラフォーになるまで、Apple製品を使ったことがなく、ipad自体も使い始めてから、めちゃくちゃ感動したのですが、ipadの魅力は、いろんな方が既に紹介されているので、ここでは触れません。

そして、ipadで電子書籍を読むようになり、Kindle Unlimitedにも入会したのですが、忙しくて、なかなか読み切れない。たかが月額980円とはいえ、これはもったいないなと思いました。

そこで、色々調べると、どうも、ipadには、電子書籍のテキストを読み上げる機能があり、車の中で利用すれば、何と「運転中に本の読み聞かせ」が可能になることを知りました。都会の方は通勤中にイヤホンで色々できると思うんですけど、田舎は車移動が基本なので、難しいんですよね。

実際にやってみたが、問題点が2つ。使いにくい、音が聞こえない。

そこで、さっそく、ipadの読み上げ機能で、きちんと本の内容を聞くことができるか試してみました。私が車で読みたいのは、ほぼ100%ビジネス書なので、多少聞き流しても問題ありません。なのでいけるかと思いましたが、さっそく問題が発生しました。

  • ①イラストや図表のページで、読み上げが止まるので、本によっては運転中放置できない。(指でページ送りする必要がある)
  • ②音量MAXにしても、小さすぎて聞き取りずらい

まぁ②については、私がスポーツカーに乗っているせいだと思いますが…。ちなみにこちらも、「Anker SoundCore mini」というスピーカーを買って解決したので、別の機会で紹介したいと思います。

しかし①は問題で、最初はイラスト、図表のない本だけにしようかと思いましたが、ビジネス書でそれは難しい。幸い止まっても、1、2回、フリックで、該当ページを飛ばせばよいだけなので、画面を見る必要はなく、カーオーディオの操作よりも安全です。ただ、前を見たまま操作できる位置にipadを置く必要があるので、ここで、車載ホルダーの購入を検討しました。

自分を「めんどくさがり」と思うなら、マグネット式、一択です。

車載ホルダーにも色々タイプがあるので少し悩みましたが、最終的に、「Arjan 車載ホルダー マグネット」を選び、これが大正解でした。本当にお勧めします。参考のため、私の選んだ手順をお話しします。

ちなみに、私は予算を「2000円」までと決めて選びました。もっとコストをかけてよければ、ほかにもいろいろ方法があると思います。

まず、ホルダーと車を固定する方式がいくつかあるのですが、大別すると、

  • ①差し込み、ネジなどで固定する方法
  • ②粘着シール、吸盤などで固定する方法

に分かれます。

これについては迷うことなく②を選びました。理由は私が乗っているのがスポーツカーだからですす。スポーツカーに乗ったことがある方はご存知だと思いますが、内装の形状に曲面が多かったり、エアコンの吸気口が特殊な形をしていたりして、なかなか差し込みが難しかったりするんですよね。 吸盤タイプなら、ある程度平らなスペースがあれば設置できます。

次に、タブレットとホルダーの固定方法を調べました。これも大別すると2つです。

  • ①ホールド式(アームにはめ込んで、バネなどで固定)
  • ②マグネット式(タブレットにプレートを取り付け、ホルダーと磁力で固定)

これは少し悩みましたが、基本、めんどくさがりの人なら、②で問題ないと思います。

アームだと、毎回、バネを伸ばして、カチっとはめないといけないので、家でもipadを使う場合は、毎回の着脱が意外と手間になります。また、気分を変えて、スマホを付けたいと思ったとき、都度、幅を変える必要もあります。

マグネット式は、実際やってみないと分からないと思いますが、超簡単です本体にマグネットプレートを取り付けたら、あとは、ひょいとホルダーに着けるだけ。外したい方向に力を入れたり、ずらせば、ひょいと外れます。

ここまではいいこと尽くめですが、マグネットだとホルダーよりは安定しないと思ったので、走行中に外れたりしないか、レビューをとことん漁りました。結果、問題なさそうで、値段が2000円未満なこの2つの商品に絞りました。

  • Arjan 車載ホルダー マグネット スマホホルダー
  • mag-tek マグネット式 スマホ タブレット 車載ホルダー MGTK-201

これをどちらにするかは、正直「好み」の問題だと思うので、どちらでもいいと思います。

ただ、Amazonとかのレビューを見ると、基本、タブレットの場合は「2つ」ないと安定しない、という意見がチラホラ見られたんですよね。2000円でも2つ買うと4000円じゃないですか。実際2つ必要なら、仕方ないですけど、1つで安定するか試して、こりゃダメだと思ってから2つ買えばいいと思ったので、とりあえず対応荷重が少しでも大きい「Arjan」を1つ買うことにしました。

ipad9.7インチなら、Arjan1個で安定します ※条件付き

結論からいえば、私の場合は、1つで余裕で安定しました。ただ、皆に当てはまるわけではないと思うので、いくつか注意が必要です。そのことも交えて、私の設置した手順を説明します。

まず、ホルダーを車体に着けます。私は、セリカ(ZZT231 SS-Ⅱ)という古いスポーツカーに乗っているのですが、ちょうどナビの上にある小物入れのフタが良さそうだったので、そこに取り付けました。

こんな感じです

フタは平らではなく、ゆるい曲面なのですが、しっかり安定しますね。多少横から力をいれても、びくともしません。そこでここに、ipadを取り付けます。

こんな感じにマグネットプレートを取り付けて・・・
はい、セット!

ねっ?簡単でしょ?

ただ、ここで注意点があります。ホルダー1つであれば、「ホルダー以外に、どこかに接触して、負荷を分散させた状態が望ましい」という点です。具体的には、私はフタが斜めに上を向いているので、ipadが自重で自然に下がり、下部分が車体で支えられる形になります。

こんな感じ。今は写真用で浮かせてますが、実際はipad下部分はナビの所で支えられる形になります。

この状態であれば、少なくとも私は何時間ドライブしても、落ちたりしたことはありません。悪路が続いたり、急ハンドルを切ると、少し斜めになったりする時もありますが、運転中はほぼ操作しないので、あまり問題ありません。むしろ安全運転を心がけるいい切っ掛けになるじゃないでしょうか。なお、このような設置が難しい方、がっちり安定させたい方は、2つ購入するのをお勧めします。

本の読み上げだけでなく、ipadで出来ることは、何でも車で出来るようになる

では実際使ってみましょう。まず当初の目的だった本の読み上げ。

こんな感じで起動し、本を読み上げます。

具体的な方法は別の記事で紹介しますが、特別なアプリのインストールなどもなく超簡単です。一度設定すれば、運転中は操作することもなく自動ページ送りで読み上げてくれます。また、イラストで止まった時は、フリックでそのページを飛ばせばOKです。

(追記 読み上げ機能については、他の方のブログを見た方が参考になりそうでしたので、リンクを貼ります。他にも、「ipad kindle 読み上げ」などで検索すると、いろいろ方法が出てくると思います。)

https://www.yururimaaruku.com/entry/kindle-yomiage

これで目的は果たせたのですが、恐ろしいことに気づいてしまいました。ipadを車載するということは、ipadで出来ることは、車内で何でも出来るということです。既に利用されている方には当たり前のことなんでしょうが、私には衝撃でした。

だって、

こんな風に、AmzonのPrime Musicをかけたり、

こんな風に、AbemaTVを流したり、

こんな風に、WOWOWの錦織圭の試合中継を聞きながら運転することも、可能ということですよ!ちなみに、私はtorneを使って録画したTV番組もipadで見れるので、その録画を流すことも可能です。(Prime Musicのたれ流し以外は危なそうなのでしませんが)。

でも、これでAmazonのPrimeMusicをめっちゃ活用できる!と気づいた時は嬉しかったですね。せっかくプライム会員なんだし、どうせなら、特典はしっかり利用しないと。

今では、90代懐メロ集とか洋楽とか落としまくって、オフラインで楽しんでおります。昔聴いたJ-POPも、今聴くと歌詞の意味が分かったりして、仕事で落ち込んだ日は励まさちゃったり、なんか…、いいですね!新しい発見です。

もし、

  • 車での移動が多い方
  • 古い車で、bluetooth接続やHDDもなく、古いCDやラジオを聴くしかない方
  • 車でもビジネス書やセミナー動画で、勉強したい方

がおられたら、ぜひ、 ipad+マグネット車載ホルダー、試してください。

間違いなくお勧めです!